ダイエーは、3回、無死一、二塁からバルデスの2点適時二塁打で先制すると、1死から小久保が適時二塁打を放ち、3点を先制。6回には、1死二、三塁から秋山、城島の連続適時打で2点を追加。ロッテは星野の前に8安打完封負け。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
福岡ダイエー | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | x | 5 |
勝てば5割という試合に3回にミンチーが3失点で、山本監督はご機嫌ななめ。星野に完封を許した打線もやり玉に挙げた。
清水将は、2回裏、小久保の本塁突入をブロックした際に、左ひざを痛め、この回を終えて交代した。福岡市内の病院で診察を受け、骨には異常なしと診断された。10日の出場は様子を見て判断する。
9安打を放ちながら本塁を踏めずにロッテは今季8度目の零敗。後半戦に入って5割にリーチのかかった試合では3戦3敗と、なかなか浮上のきっかけをつかめない。山本監督は「同じことを繰り返してる。若いヤツが全然頭を使っていない」と、無安打だった大塚、サブローら若手野手を叱責。高沢打撃コーチは「なかなかうまくいかないですね」と貧打ぶりに頭を抱えていた。