わたしはかもめ2001年鴎の便り(8月)

便

8月17日

西武6−8千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテは1回、ボーリックの適時打で先制すると、メイの犠飛で1点を追加。なおも2死満塁から連続押し出し四球でこの回計4点。2回にはメイの2点タイムリーと初芝の2ランで4点を追加した。小野は6回途中までを3点でしのぎ、約3週間ぶりの勝利。西武の西口は5四球を許し、1回を持たずに降板となった。

123456789R
千葉ロッテ4400000008
西武0100120026

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寿命が縮む思い

小野が冷や冷やの8勝目を挙げた。2回までに打線が8点の援護。楽々完投ペースかと思われたが、6回2死、和田に左越えソロを浴び3点を失ったところで降板。最後は2点差まで追い上げられた。

小野
「ほっとしました。点が入る度にどんどん緊張しました。」

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初芝通算200号王手

初芝が、ヒーローインタビューを拒否した。6点リードの2回2死一塁、2番手・後藤のスライダーを左翼席中段に運ぶ11号2ラン。結果的にこの1発が勝利につながったが「そのあとの2打席で打ってないから」と反省し、マイクをメイに譲った。通算200号本塁打まであと1。達成すればチームでは1986年の落合博満氏以来の快挙となる。

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黒木の復帰遅れる

右肩棘上筋炎症で登録抹消中の黒木の復帰が大幅に遅れる可能性が出てきた。抹消後は10日間ノースロー。15日にはブルペンで故障後3度目の投球を行うほど順調に回復。この日の様子を見て復帰への青写真を描くはずだったが、肩の違和感はぬぐえず、一転メドは立たなかった。山本監督は、万全な状態での復帰を望んでおり、投球後の違和感が完全になくなるまで無理をさせない方針だ。

黒木
「張りじゃなく何か気持ち悪い感じ。試合ではもっと力が入るし、試合で投げても次の日にはもっと痛くなるかもしれない。」
山本監督
「ピッチャーは肩が命。早く出てくるのを待つしかない。」

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初芝、200号王手!!

最後は2点差まで追いつめられるヒヤヒヤの展開になったが、山本監督は「勝てばいいんだよ」と苦笑した。結果的には6−0の2回2死一塁から初芝が放った左越え11号2ランが効いた。通算200本塁打に王手をかける199号は7月3日の近鉄戦(大阪ドーム)以来。13年目のベテランは「久し振りの感触。200号?こだわりはないけど、早くクリアしたいね」と話していた。

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黒木、復帰は今月下旬に

右肩棘上筋の炎症で出場選手登録を抹消されている黒木の復帰が遅れる見通しになった。前日、右肩に違和感を訴えたもので、黒木は「前の日に力を入れて投げたら肩が重い感じになった」と説明。石井トレーナーは「痛みはないが、当初の予定より後になりそう」と話しており、復帰は今月下旬までずれ込むことになりそうだ。

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