西武がカブレラの一発で接戦を制した。4−4で迎えた8回、先頭のカブレラは変化球をうまく捕らえて、レフトへ豪快な42号を打ち込み、貴重な1点をもたらした。投げては5回途中から登板の森が、8回まで安打を許さず、今季2勝目。ロッテは2回までの3点リードを守れず、カードの連勝は4で止まった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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千葉ロッテ | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
西武 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 5 |
カブレラの一振りにやられた。同点の8回、それまで好投していた加藤がレフト場外へ決勝弾を運ばれた。5回、メイの一発で同点としたものの、その後は西武の継投の前に打線が沈黙。自力Vが消えた。
4回途中から登板した加藤がカブレラの1発に沈んだ。「歩かせてもいいぐらいに思って投げたんですけど…」。4回2/3を投げて1失点の好投も「あそこで打たれたら一緒です」と肩を落とした。これで自力Vが消滅。山本監督は「それはしようがない。それにしてもカブレラはよく飛ばすな」と怪人のパワーに唖然としていた。