わたしはかもめ2001年鴎の便り(8月)

便

8月31日

千葉ロッテ4x−3西武(千葉マリン)

ロッテがサヨナラ勝ち。3−3の9回1死から酒井がヒットで出塁し、小坂が送って2死二塁、続くサブローが1球目をセンター前へ運んだ。9回に同点とされた後のピンチを断った加藤が9勝目。西武はピンチで救援した豊田が打たれ、3試合連続サヨナラ負け。

123456789R
西武0001000023
千葉ロッテ001110001x4x
サブロー
「豊田さんは、追い込まれるとフォークがいいから、初球の真っ直ぐを狙っていました。」

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清水直が守護神代役

清水直が、実父の死去でベンチを外れた小林雅の代役を務めた。2番手として7回途中から救援したが、9回2死から3連打で同点に追いつかれた。試合はサブローのタイムリーでサヨナラ勝ち。

清水直
「力不足ですね。疲れました。」
山本監督
「(小林)マサがいないのは大きい。2、3日は他のピッチャーで頑張るしかない。」

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ミンチー途中降板

7回の投球中に右足の内転筋に違和感を覚え、大事をとり降板した。病院には行かず、アイシング治療にて様子を見ることに。

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サブロー殊勲「気持ちで打った」

サヨナラ勝ちして連敗は3でストップ。山本監督は笑いが止まらなかった。「まさかこんな勝ち方をするとは思わなかった。最後はサブローに懸けたんだ」。9回1死から酒井の右前打、小坂の送りバントで2死二塁。ここでサブローが中前にしぶとく落ちるサヨナラ打を放った。「気持ちで打ちました。打った瞬間はやばいなと思ったけど、落ちてくれてよかった。でも、今日は勝ってよかった」。

難産の勝利だった。絶対的なストッパー小林雅がこの日未明に父・雅雄さんが死去したためベンチを外れた。7回には好投していたミンチーが右足内転筋を痛めて緊急降板。2番手の清水直は9回2死までこぎつけながら3連打で同点にされた。守護神離脱の影響は小さくなかったが、何とか白星をもぎとった。「(小林)雅がいないのは大きい。でも、みんなで頑張ればいい」と指揮官。借金2。5割ラインは手の届くところにある。

加藤
「本当にありがとうございます。ラッキーでした。」(9回2死から登板、2球で9勝目)

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父死す…小林雅離脱

ストッパーの小林雅がチームを離脱した。父・雅雄さん(享年51歳)が31日未明に死去。30日夜から山梨・大月市内の実家に戻っていた小林雅は山本監督の許可を得て、この日千葉マリンで行われた西武戦のベンチを外れた。山本監督は「昨日の夜実家に帰った。こういうことなので全部済むまでいるように言った」と話しており、復帰は3日のダイエー戦(福岡ドーム)以降になりそうだ。

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