わたしはかもめ2001年鴎の便り(9月)

便

9月1日

千葉ロッテ0−4西武(千葉マリン)

松坂がプロ初の無四球試合で今季2度目の完封。最多勝争いのトップに並ぶ13勝目を挙げた。2塁を踏ませない安定した内容で、完投勝利は今季5度目。

123456789R
西武0300000014
千葉ロッテ0000000000

ページトップ

山本監督悔やむ

松坂に封じ込められた山本監督は、1回の3失点を悔やんだ。

山本監督
「1回の差だな。めちゃくちゃ良かったとは思わないけど、1回の3点で楽にさせた。」

ページトップ

御前試合完敗

重光オーナー代行の御前試合ながら、打線が松坂の前に沈黙した。初回に薮田が3失点。その裏、打線は先頭の小坂が内野安打で出塁も、サブローがあっさり併殺打。散発4安打で2塁さえ踏めなかった。

山本監督
「松坂を崩せなかった?ああ、その一言に尽きる。球数をあまり投げさせないで、スタミナを9回まで温存させてしまったな。」

ページトップ

山本監督、進退は微妙?

重光オーナー代行が観戦に訪れ、今季で契約が切れる山本監督の進退について明言を避けた。

重光オーナー代行
「残りの戦いぶりを総合的に見てから。5位ですけどセなら3位ぐらいだろう。私も含めて社内の(山本監督を)評価は高い。」

ページトップ

今季11度目零敗、山本監督続投保留

松坂の前に二塁も踏めず、わずか4安打。今季11度目の零敗に山本監督は「毎年10勝以上するような投手に対してあれだけボール球を振っては」と打線を嘆いた。試合終了後、監督室を訪れた重光オーナー代行は「まだダイエー戦を4試合残しているし、何とかAクラスから上を目指して欲しい」と激励。3年契約の最終年となる山本監督の去就については「今季はセ・リーグなら3位に入るぐらいの戦いぶり。社内的評価も高いです」としたが「続投?それは全てが終わってから総合的に判断します」と話すにとどまった。

薮田
「リズムに乗る前に点を取られてしまいました。初回が全てですね。」(初回の3失点が響いて3敗目)

ページトップ