松坂がプロ初の無四球試合で今季2度目の完封。最多勝争いのトップに並ぶ13勝目を挙げた。2塁を踏ませない安定した内容で、完投勝利は今季5度目。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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西武 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
松坂に封じ込められた山本監督は、1回の3失点を悔やんだ。
重光オーナー代行の御前試合ながら、打線が松坂の前に沈黙した。初回に薮田が3失点。その裏、打線は先頭の小坂が内野安打で出塁も、サブローがあっさり併殺打。散発4安打で2塁さえ踏めなかった。
重光オーナー代行が観戦に訪れ、今季で契約が切れる山本監督の進退について明言を避けた。
松坂の前に二塁も踏めず、わずか4安打。今季11度目の零敗に山本監督は「毎年10勝以上するような投手に対してあれだけボール球を振っては」と打線を嘆いた。試合終了後、監督室を訪れた重光オーナー代行は「まだダイエー戦を4試合残しているし、何とかAクラスから上を目指して欲しい」と激励。3年契約の最終年となる山本監督の去就については「今季はセ・リーグなら3位に入るぐらいの戦いぶり。社内的評価も高いです」としたが「続投?それは全てが終わってから総合的に判断します」と話すにとどまった。