わたしはかもめ2001年鴎の便り(9月)

便

9月2日

千葉ロッテ1−4西武(千葉マリン)

1−1の7回、西武は代打・原井のヒットと失策で無死一、二塁。清水の犠打で二、三塁とし、松井の犠飛で勝ち越し。さらに8回は和田の犠飛、9回にも松井の二塁打で加点した。ロッテは1回の無死満塁、2回の無死二塁、6回の無死一、二塁での拙攻が響いた。

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西武0100001114
千葉ロッテ0000100001

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拙攻&拙守

打線が西武を上回る9安打を放ったが、チグハグな攻撃で1点のみ。守備でも1回、小坂が松井の打球を後逸。失点につながる失策が2つも出るお粗末さだった。借金は4。

山本監督
「全てミスだ。上位球団とやるときはミスがあっては勝てっこない。もっと自分が何をするべきか考えろ。勝とうという意識が、伝わってこない。お客さんがお金を払ってきてくれているのに、もう1度やり直しだ。」

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吉田、好投も報われず

今季初先発で6回途中まで1失点の好投も打線の援護なし。

吉田
「ゲームを作れたし、自分の仕事はできたと思う。」
山本監督
「今日のお客さんに見せられるのは吉田だけ。アイツがあんなに頑張っているのに野手陣は恥かしいと思わないのか。」

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「プロだったらやれ!」

何度もあった好機を生かせず、ロッテはわずか1点。失策も全て失点に結びついた内容に山本監督は怒り心頭。「気持ちも迫力も全く感じられない。ふて腐れていないでプロだったらやればいいんだよ」とぶちまけた。8回、打者1人に四球を許して降板させられたシコースキーは不甲斐ない自らの投球にベンチで大荒れ。試合後には2軍降格を告げられ、がっくりと肩を落としていた。

吉田
「走者は出したけど、何とか踏ん張れました。自分の仕事はできたと思います。」(約1年ぶりに先発し、6回途中1失点)

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喪主・小林雅「父のために頑張る」

8月31日に心不全で他界した小林雅の父・雅雄さん(享年51)の告別式が山梨・大月市内の実家でしめやかに営まれた。約200人の参列者を前に小林雅は喪主として「プロ野球の世界で1年でも長く野球をすることを父親も楽しみにしてくれていると思うので頑張ります」と涙をこらえながら挨拶。「いつまでも休んでいられない」と3日のダイエー戦(福岡ドーム)からチームに合流する。

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