わたしはかもめ2001年鴎の便り(9月)

便

9月24日

千葉ロッテ8−1福岡ダイエー(千葉マリン)

ロッテは、2回、酒井の押し出し四球と福浦の2点適時打で3点を先制すると、5回に椎木、6回には初芝が適時打、7回にも大塚の2ランとメイの適時打で得点を重ねて快勝した。ダイエーは、9回に小久保の本塁打で零敗を免れるのがやっとだった。

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福岡ダイエー0000000011
千葉ロッテ03001130x8

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川井がプロ入り初完投勝利

川井は、9回、小久保にソロを打たれ完封こそ逃したものの、ダイエー打線を5回から8回までパーフェクトに抑え、130球の熱投。被安打4、1失点でプロ入り初完投勝利を挙げた。

川井
「椎木さんのサイン通りに投げました。椎木さんのおかげです。完封のチャンスはめったにないので、やはり悔しいです。」
山本監督
「川井は良く投げた。ダイエー相手にこれだけのピッチングするんだから。」

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初芝5の5

初芝が5打数5安打と大暴れ。中安、右安、中安、右ニ、遊安。最後の内野安打については、ヒーローインタビューで、「僕の足なら間に合うと思いました。」と、観客を湧かせていた。

初芝
「これまで悪かったので、今までの分が一気に来たという感じですかね。」

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山本監督の留任発表

山本監督の留任が24日決まり、発表された。チームは既に6年連続のBクラスが決まっているが、若手育成の手腕や熱心な指導ぶりが評価され、1年の契約延長となった。球団側は1週間ほど前に続投を要請し、この日に最終的な意思確認がされたという。

後藤代表
「この3年間で、優勝を狙えるチームと互角に戦えるようなった。」
山本監督
「9月に入ったころまでは5割近辺できながら踏ん張り切れなかったが、オーナーがもう1年チャンスをくれたということで感謝している。来年は本当の真価が問われると思っている。」

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クベンカに戦力外通告

ロッテは、24日、クベンカに戦力外通告したと発表した。開幕直後に来日した左腕クベンカは、3試合に登板して計2イニング投げただけで、勝ち星なしの1敗、防御率18.00。

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ボーリックは残留

フランク・ボーリック内野手はダイエー27回戦の試合後、川北球団本部長と契約交渉を行い、来季も残留することで大筋で合意した。契約期間は1年で、年俸1億9500万円(推定)。

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川井、4安打完投2勝

川井が9回に小久保の1発で完封こそ逃したものの、4安打1失点の完投で2勝目を挙げた。「完封はなかなかできないので狙っていたんですけど…。でも、勝てたのは椎木さんが巧くリードしてくれたおかげです」。昨年、投球の幅を広げるためにチェンジアップを伝授した女房役にあらためて感謝した。この日正式に続投が決まった山本監督は「ダイエーを相手によう投げてくれた。来年につながる投球だよ」と笑顔を見せていた。

初芝
「5本なんて記憶にないよ。まだシーズンは終わっていないから自分の成績を上げていかないとね。」(自身初の1試合5安打)

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山本監督の続投発表

山本功児監督の続投が24日までに正式に決まり発表された。チームは既に6年連続の4位以下が決まっているが、若手育成の手腕や熱心な指導ぶりが評価され、1年の契約延長が決定。球団側は1週間前に続投を要請し、この日に最終的な意思確認がされた。千葉マリンスタジアム内で会見した後藤球団代表は「優勝を狙えるチームと互角に戦っている」とダイエーに2年連続勝ち越し、西武にも14勝14敗の成績を続投理由に挙げた。山本監督は今季が3年契約の最終年で、6月までは首位戦線に加わったが、その後は徐々に後退した。

山本監督
「もう1度チャンスをいただき球団に感謝しています。チームには手応えを感じているので、選手がフルに力を発揮できるように1からやり直したい。」

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