わたしはかもめ2001年鴎の便り(9月)

便

9月25日

千葉ロッテ8−1福岡ダイエー(千葉マリン)

3点を追うダイエーは、6回、バルデスの2ラン、井口・小久保のソロと三者連続ホームランで逆転すると、ロッテは、その裏福浦の適時打で同点。延長戦へ突入した10回、小久保の犠飛、松中の2点適時二塁打などで一挙5点を挙げた。ロッテもボーリックの3ランで追い上げるも及ばず。6年連続の負け越しが決まった。

12345678910R
福岡ダイエー001004000510
千葉ロッテ00301100038

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首位打者になっても…

福浦が4安打の固め打ちで打率を0.343にまで上げ、首位打者争いで小笠原を抜いてトップに立った。これで9試合連続安打で、3試合続けて3安打以上と絶好調。それでも試合に敗れたため笑顔はなし。

福浦
「何も言うことはないです。また明日、頑張ります。」

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ミンチー今季断念

右足内転筋痛で登板回避していたミンチーが、症状が変わらないことから、今季の登板を断念。シーズン終了を待たず、26日に帰国することになった。

ミンチーは、今季の1年契約に登板回数、成績次第で契約延長できるオプション契約を結んでいた。今季は30試合に登板、12勝14敗、防御率3.26の成績は条件をクリアしており、来季は今季の推定年俸1億4000万円を上回る1年契約が決まっている。防御率は目下リーグトップだが、西武・許が規定投球回に到達すると抜かれる可能性がある。

ミンチー
「投げられれば最後まで投げたいと思って様子を見ながら治療してきたが、今季は投げられそうもない。シーズン途中で申し訳ないと思ったが、帰国することを了承してもらった。」

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小野、142球無念

延長10回途中まで142球を投げ、勝利への執念を見せた小野だったが、小久保の右犠飛で6点目を許した場面で無念の降板となった。「本塁打を4発も打たれたら負けです。12回まで投げ切るつもりだったんですが…」と6回にバルデス、井口、小久保に3連続本塁打を浴びるなどダイエーの1発攻勢に沈んだことを悔やんだ。山本監督は「本人も投げたがっていたから白黒つけた方がいいと思った」と話した。

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