わたしはかもめ2001年鴎の便り(10月)

便

10月23日

寺本打者挑戦

左腕・寺本と山崎が打者に挑戦することになった。1993年に投手で入団した福浦が今季、首位打者を獲得したこともあり、チームが第2の福浦発掘に本腰を入れることになった。寺本は高知・明徳義塾高1年からクリーンアップに名を連ね、1998年夏の甲子園大会などで4番兼エースとして活躍した。23日にはティーとマシンで打撃練習。山崎は、勝負強い打撃が信条。昨年のヤクルト時代、イースタン・ロッテ戦で安打を打ちまくり平野ヘッドコーチ(当時ロッテ2軍監督)の目に留まった。

醍醐2軍監督
「ちょっと見てみたけど、いいねえ。4番だっただけのことはある。」
山本監督
「打撃練習をすれば腰のキレとかもよくなるしな。」

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寺原と面談

ロッテは九州色を打ち出して口説いた。川北球団本部長、永野スカウトと共に、今月就任したばかりの広野編成部長も出席した。

それでも、40分に及ぶ面談は寺原からの質問はなし。球団では「将来的な和製大砲の獲得」も、かねてからのドラフト補強での狙い。競合する寺原獲りを断念し、高校生大型野手獲得へ方針転換することになりそうだ。高校通算83本塁打の大阪桐蔭高・中村剛也内野手を筆頭候補に挙げている。PL学園高・今江敏晃内野手や、星稜高・北野良栄捕手らも上位指名候補。

川北本部長
「うちはモノとかというものとかじゃなく、球団の気持ちの部分での話をした。後半はジョニーの話で盛り上がった。うちにはその他にも九州出身のコーチは多いからね。球団の(指名したい)方針もありますが、彼自身の気持ちも大事にしたい。」

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