キャンプ初日から高畠打撃コーチが熱血指導した。1秒間に1スイングの速振りや、左右の両振りなど、素振りとティーだけで300回は振らせる過激メニュー。
主力選手やベテラン勢を対象とした人間ドックが、北陸体力科学研究所(石川・小松市)で始まった。黒木、小野、藤田、吉田、佐藤の5選手が11月1日まで胃カメラ、動体視力、心電図など約15項目を徹底チェック。小坂、福浦、小林雅ら第2班は11月17日から受診予定。
球団が今年から導入した人間ドックを受けるため、29日に北陸体力科学研究所入りした黒木が、来季のタイトル総取りを誓った。11月2日に帰京後は、さいたま市のロッテ浦和球場で2軍に合流。キャッチボール程度の練習を続ける。
ロッテの秋季キャンプが29日、千葉県館山市で始まった。首位打者の福浦らが参加して11月16日まで続く。「来年の定位置が決まっているのは1塁の福浦と遊撃の小坂だけ。いくらでもポジションは空いている」と山本監督。清水将、サブロー、大塚ら若手の底上げを図り、チーム内の競争力を高めたいという。
新任の高畠打撃コーチがユニークな練習法で改革に乗り出した。この日、ティー打撃でノックバットを使用させれば、息つく間もなく連続してトスを上げるなど今までになかった指導法を披露。「もう28年もコーチをやっているからね。選手を飽きさせないアイデアは色々あるよ」という“高畠流”にナインも楽しみながら取り組んでいた。