10月31日10月31日千葉マリンスタジアムが、来年オフの天然芝導入を検討していることが、31日明らかになった。管轄する千葉市が具体案を11月中にも作成し、年内の発表へ向けて最終調整中。来年3月の市議会の承認を経て正式決定し、2003年の開幕から天然芝球場として生まれ変わる。
千葉市は、今年になってから天然芝移行を検討した。松井前市長がロッテの優勝を条件にマリンのドーム化を公言してきたが、チームの低迷で現実味がなかったが、今年度からの「新5ヶ年計画」に建設への「調査費」を予算に組み込んだことでドーム化が前進。ファンや市民の間でドーム反対の声が上がりだした。これを受けて、今年2月、「秋までに天然芝かドームかの結論を出す」と発言。7月に就任した鶴岡新市長のもと、委員会を発足して議論を重ねてきた。人工芝に比べ、天然芝の維持管理は難しく、手間や経費もかかるが、最終的にファンや市民の意向を無視できないと判断した。なお、ドーム化については引き続き検討するとしている。
山本監督を始めとする現場も人工芝導入には大賛成。人工芝球場から天然芝球場への切り替えは日本では初めての試み。
ロッテは、31日、千葉マリンスタジアムでスカウト会議を開き、ドラフト1位指名する予定だった宮崎・日南学園の寺原隼人投手を指名しないことを決めた。