わたしはかもめ2001年鴎の便り(11月)

便

11月8日

黒木がモメそう

黒木の契約更改が大モメ必至の情勢となった。今季は開幕からの9連勝を含む11勝4敗、防御率3.02だが、7月末から右肩痛で戦線離脱したのが評価を難しくしている。球団の主張は「(勝率)5割前後の大事な時期に彼はいなかった。年俸相応の働きとは言えない部分がある」とダウン提示を示唆した。黒木にも譲れない部分がある。「最低でも、昨年落ちた分は上げてもらわないと」と声を張り上げた。昨年の契約更改では1億8000万円から1億6200万円へのダウン提示をのんだ。春先は無理なローテを承知で投げたのだから、1億8000万円へ戻るのは最低線だと思っている。

ページトップ

慶大・喜多を3巡目指名へ

ロッテが「六大学の安打製造機」慶大の喜多隆志外野手をドラフト3巡目で入札することが、8日、明らかになった。喜多はチームが優勝した今秋の東京六大学リーグ戦で、打率.535(43打数23安打)をマークした。首位打者に輝いただけでなく、14年ぶりにシーズン最高打率を更新する快挙を達成。9月23日の法大戦では史上22人目となる、リーグ戦100安打を放つなど、大学の先輩である巨人・高橋由に肩を並べる巧打者だ。

ページトップ

渡辺正2時間特訓

山本監督が4年目の渡辺正を熱血指導した。フリー打撃を終えた渡辺正を呼び止めると、そのまま室内練習場へ。声を荒げての打撃練習は約2時間に及んだ。渡辺は高校通算30本塁打、ドラフト1位で入団した逸材。

山本監督
「1軍に残らないといけない選手。実力があるんだから。」
渡辺正
「指導を受けたのは2回目。いかにシンプルに振るか教えてもらいました。」

ページトップ

小坂がゴールデングラブ賞受賞

小坂がゴールデングラブ賞の遊撃手部門に選出された。

小坂
「大変、嬉しく思いますが、投手の方に迷惑をかけた分があるので、そこの所を修正して、信頼されるように、練習をしていきたいです。投票していただいた記者の方に感謝しています。」

ページトップ

初芝、42%ダウンで合意

初芝が秋季キャンプ地の千葉・館山で来季年俸の下交渉を行い、今季の1億2000万円から42%ダウンとなる7000万円の提示に合意した。野球協約上、年俸1億円以上の選手の場合、本人の同意なしでは30%以上の減額は認められていないが、初芝は「球団を出るつもりはない」と了承。今後は出来高払い3000万円を希望する初芝と2000万円を主張する球団と細部を詰めていく。

ページトップ