早川が契約更改の席で1軍春季キャンプ参加を訴えた。200万円ダウンの1100万円でサイン。
ロッテは20日、飯塚スカウトが横浜市内の慶大野球部合宿所を訪ね、ドラフト1巡目の喜多隆志外野手に指名の挨拶をした。飯塚スカウトは、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1300万円を提示。喜多は入団に前向きで、21日にも正式契約を結ぶとみられる。
その場には台湾W杯で日本の監督を務めた後藤前監督が立ち会い、喜多がアテネ五輪出場へ向け早くも動き出した。
喜多は、プロならどこでもよかったというが、ロッテに対してはこれといった印象はなかった。見方が変わったのは春のリーグ戦後。後輩に誘われて千葉マリンスタジアムのロッテ戦を観戦。選手とファンが一体となった熱狂的な応援に惹かれた。
7巡目・丸山は、友人とテレビ中継を見ていて指名を知った。武蔵大は、首都大学2部リーグで、ドラフト候補にも挙がっていなかった完全な隠し玉。丸山は3塁手で、強肩攻守、俊足巧打のオールラウンドプレイヤーだ。秋季リーグでは、48打数20安打の打率4割1分7厘、7打点の活躍を見せた。
ロッテの1巡目指名を受けた慶大・喜多隆志外野手が04年のアテネ五輪日本代表に立候補した。
20日、飯塚スカウトが横浜市内の合宿所を訪れ、指名挨拶を行うと共に契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1300万円を提示。21日に正式契約を結ぶ。また、慶大監督を勇退したばかりでW杯日本代表監督を務めた後藤前監督が喜多のアテネ五輪出場へのバックアップを強く要請した。飯塚スカウトは「ロッテは過去にも黒木を送り出している。3年後に喜多君が参加できるよう全面的に協力します」と確約した。
「ドラフト1巡目の責任もあるし、ロッテの顔にならないといけない」と話す喜多に対し、球団も最大限に評価。「なるべく軽い番号をあげたい」と背番号は横浜に移籍の決まった石井がつけていた「3」を用意。熱い魂を継承させ看板選手に育て上げるつもりだ。