投手続行か打者転向かをめぐって二転三転していた寺本の来季登録が、外野手に決定した。山本監督が23日に明かしたもので、今度は高知・明徳義塾高の主砲として1998年夏の甲子園を沸かせたパワフルな打撃で、レギュラー取りを狙う。
今季の寺本は左のワンポイントとして12試合に登板したが1軍定着ならず。10月下旬に打者挑戦プランが持ち上がったが、この時は断念し、9日の契約更改交渉では投手として30万円アップの580万円でサインも済ませた。ところが、秋季キャンプ終了後に、浦和球場でフリー打撃を見た山本監督が、その打撃センスにほれこみ転向が決まった。
来春の鹿児島1軍キャンプに、1巡目で指名した慶大・喜多の参加が決まった。また、4巡目のNTT東日本・田中投手、7巡目の武蔵大・丸山内野手も参加する。