わたしはかもめ2001年鴎の便り(11月)

便

11月26日

インスタント・ピッチャー田中

広野編成部長と井辺スカウトが都内のNTT東京本社を訪ね、ドラフト4巡目指名の田中と契約金6000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ。田中の1番のセールスポイントは、2分でできる肩。浦和学院・東洋大から社会人入りしてこれまで「怪我はしたことがない」強靭な肩。広野編成担当は早速「中継ぎ」に指名した。

田中
「右打者の内角で勝負できる投手になりたい。20球も投げれば肩はつくれるので仕上がりの早さもアピールしたいです。」

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酒井の賞品はベンツ

選手会ゴルフが千葉・市原市の皆吉台CCで行われ、選手、スタッフら総勢76人が参加した。ラウンド後の表彰式で爆笑を誘ったのがグロス95ながら3バーディーを奪って11位に入った酒井の賞品。全長2メートルほどのおもちゃのベンツは中途半端に大きいため車へと運ぶのも四苦八苦。「恥ずかしい」を連発する酒井に周囲からは「駐禁取られるなよ」との声が飛んでいた。

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異色の後援会発足

黒木に、福祉活動などを目的とした後援会「ジョニークラブ54」が発足することになった。会員の中心は地元千葉の少年野球チームの指導者・福祉団体の関係者らで、目的を福祉活動とする異色の後援会となる。既に来季は恵まれない子供達を千葉マリンに招待するため、会費などで座席を8席用意。黒木シートで野球を楽しんでもらう方針。また今後はユニホームなどをオークションにかけ、売上げを赤十字を通じて寄付するという。

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黒木とファンが“愛の手タッグ”

ジョニーが恵まれない子供達に愛の手を差し伸べる。黒木知宏投手の後援会「ジョニークラブ54」が結成され、29日に千葉県内のホテルで発足式が行われることが26日明らかになった。

社会還元を目的として設立される同後援会は県内の黒木ファンを中心とした会員108人で構成。まずは会員から徴収した会費で千葉マリンスタジアムのボックスシートを2席購入。施設に通う恵まれない子供達にチケットをプレゼントすることになった。また、黒木自身もユニホームなど20数点のグッズを提供し、売り上げは日本赤十字社に寄付する予定だ。

黒木はこの日、千葉県内のゴルフ場で行われた選手会ゴルフを右肩痛のため欠場したが、裏方として受付や司会を務めた。後援会については「自分1人では何もできないが、野球をやることで社会還元ができればいいと思います」と話していた。

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即戦力左腕・田中「内角で勝負だ」

ロッテは広野編成部長と井辺スカウトが都内のNTT東京本社を訪ね、ドラフト4巡目指名の田中と契約金6000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ。山本監督から即戦力左腕として期待されている田中は「右打者の内角で勝負できる投手になりたい。20球も投げれば肩はつくれるので仕上がりの早さもアピールしたいです」と抱負を語っていた。

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