わたしはかもめ2001年鴎の便り(12月)

便

12月4日

選手会が定期団交求める

4日、選手会副会長の吉田が「強いロッテにするために、定期的に話し合いを持ちたい」と、球団サイドに定期団交の開催を要求した。6年連続のBクラス、優勝からは27年も遠ざかっている。この状況にナインも「優勝できる雰囲気づくり」を求めている。前日も諸積副会長が、選手の生の声を集めたメモを持参して契約更改に望んだ。優勝には球団のバックアップも必要不可欠なだけに、選手会が選手の本年をまとめ、球団首脳にぶつけたい意向。川北本部長もシーズン中を含め団交に応じる姿勢を示した。今季も3度あった話し合いの場を定期的に増やし、ロッテ復活の足掛かりにしたい。

川北本部長
「僕の方からも話し合いの場を設けるよう持ちかけている。選手とフロントとの温度差をなくさないと。」
吉田
「球団と一致しているのは優勝のために何をしたらいいかということ。」

ページトップ

福浦は自主トレ

福浦が千葉マリンスタジアムで自主トレを行った。今季年俸は5400万円。初の首位打者獲得で7日の契約更改交渉では大幅アップが予想される。

福浦
「希望額はこれから考えます。1発更改?押さないかもしれないし、押すかもしれない。まずはじっくり話を聞きます。」

ページトップ

吉田が7000万円で更改

吉田は4日、1200万円増の年俸7000万円で契約を更改した。今季リリーフの柱として自己最多の44試合に投げて3勝4敗。席上、先発と中継ぎでは金額の上がり幅に格差があるのでは、と訴えたという。また、123試合に出場の清水将は520万円増の3120万円で更改。ベテランの佐藤は1000万円増の4250万円を保留した。

吉田
「議論する中で納得できた。」

ページトップ