わたしはかもめ2001年鴎の便り(12月)

便

12月25日

来季からストライクゾーンがボール2個高く

来季からプロ野球のストライクゾーンの高めが、ボール2個から2個半分の約15〜18センチ上がることが確実になった。セ・パ両リーグは25日までに来季のストライクゾーンの適用を見直すことを確認し、審判部がキャンプ、オープン戦を通じて全審判員、12球団の監督、コーチ、選手に徹底する準備を進めている。両リーグではオーナー会議でゾーンの見直しが論議されたことを踏まえ、会長、事務局長に審判部長を交えた今月の会合で厳しかった高めについてルールの適用を再確認することを決めた。低めについては従来通りとしている。

ストライクゾーンの高めは「打者の肩の上部とユニホームのズボンの上部との中間点に引いた水平のライン」と規定されているが、これまで適用に際し、判定が低く抑え込まれていた。このため、

(1)
今季米大リーグで適用の見直しが実施された
(2)
国際大会での判定のばらつきを避ける
(3)
スピードアップにつながる

などの理由で来季から修正を実施することになった。具体的には1月15日にセ・パの全審判員が神宮球場に集合し、ルールブック通りの高めのゾーンを再確認する。新たに確認されたゾーンを目途にし、16日には12球団のコーチに参加を要請して実質的な改正に理解を求める、としている。

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藤田が3度目交渉で納得

藤田宗一投手は25日、3度目の契約更改に臨み1000万円増の年俸7500万円プラス出来高払い(推定)で更改した。今季もチーム最多の60試合に登板。0勝1敗ながら、入団以来4年続けて50試合で投げた左腕は、過去2度の話し合いでは中継ぎ投手の査定見直しを球団に訴え、保留していた。藤田は「金額より、中継ぎの大変さの話を理解してくれたのでサインした。来年はまた、パ・リーグ最多登板を目指したい」と話した。ロッテはこの日で、全選手が契約を更改した。

藤田
「金額より、中継ぎの大変さの話を理解してくれたのでサインした。来年はまた、パ・リーグ最多登板を目指したい。中継ぎをアピールするには何か変わったことをしないと。髪を赤にするとか。」

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