わたしはかもめ2001年鴎の便り(12月)

便

12月29日

小林、藤田、吉田投手がシート寄贈

小林、藤田、吉田の3投手が来季公式戦に共同でシートを用意。恵まれない子供達に提供することが29日、明らかになった。千葉マリンスタジアムでの主催試合が観戦できるシーズンシートを3人で購入し、千葉県内の社会福祉団体に寄贈する予定だ。ロッテでは、福浦が母子家庭の子供らを招待するプランを表明したばかり。

吉田
「ジョニーも家族向けにシートを用意しているしね。3人で話し合って一塁ベンチ上に4席用意することにしました。」

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御用納め

球団事務所で仕事納め。職員が1年の労をねぎらい合った。千葉移転10年目という節目の年だったが、チームは前半の好調を維持できず、結局5位と6年連続Bクラス。観客動員もチーム同様に130万1000人でリーグ5位。それでも移転後10年間で、初年度の130万5000人に次ぐ記録だった。

後藤球団代表
「残念だったが、全体的な力はついてきたと思う。来年の目標は当然、優勝。ファンも徐々に増えつつあるし、選手個々のレベルも上がってきている。来季は最低でも150万人を動員したい。」

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加藤、念願の独り立ち

今季9勝を挙げた活躍が認められ、加藤が念願の退寮を果たした。29日、東京・品川区内の高層マンションに引っ越しを済ませた加藤は「荷物が多くて大変ですけど、見晴らしがいいんです」とご満悦。年俸は1500万円増の2800万円に跳ね上がり、車の免許取得のため教習所にも通うなどまさにバラ色のオフを満喫している。山本監督からは来季2ケタ勝利を期待されており「寮を出たから成績が落ちたと言われないようにしないと」と決意を新たにしていた。

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目指せ150万人

仕事納めが千葉・美浜区の球団事務所で行われた。今季は5位に終わったものの、観客動員数は千葉に移転した92年の130万5000人に次ぐ130万1000人を記録。後藤球団代表は「来年は千葉に移転して11年目。もう1度スタートに立ち返り、少なくとも150万人以上の動員を目指しましょう」と挨拶。30人の職員を前に地域密着主義をあらためて強調していた。

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