わたしはかもめ2003年鴎の便り(1月)

便

1月5日

Bクラス脱却へロッテキャンプは初日からフル回転[サンスポ]

7年連続Bクラスからの脱却が最大のテーマとなるロッテは5日、キャンプ地・鹿児島入りを例年より1日早い今月30日にすることを決めた。「選手に2月1日からフル回転してもらいたい」(川北球団代表)というのが目的だ。

ロッテが鹿児島・鴨池でキャンプを開始したのは昭和48年。以来、現地入りはキャンプイン前日の1月31日だった。「31日だと歓迎行事などがあって、選手は翌日までバタバタしてしまう」と同球団代表。県庁や市役所への挨拶回りで、宿舎に着くのは午後5時近く。それから荷物の整理に追われ、落ち着くのは午後10時を回る。

球団は昨年12月、今季1勝につき50万円の報奨金を出す方針を明らかにしたばかり。現地入りを1日繰り上げる費用は総額約200万円だが、選手が余裕を持ってキャンプ初日を迎えることができるなら、やはりケチケチしていられない。

「Bクラスから抜け出したいので、フロントがバックアップできることは何でもやりますよ」と川北球団代表。フロントの全面協力で“脱Bクラス”の下地はできた?

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29年ぶり優勝へ向け“禁煙令”[スポニチ]

ロッテは29年ぶりの優勝へ向け山本監督が“禁煙令”を打ち出した。春季キャンプから実施する予定で、シーズンでも試合中の3、5、7回に設けていた喫煙タイムを廃止。千葉マリンの一塁側ベンチ裏に備えられている灰皿も撤廃する。「気持ちはリフレッシュしても体が硬くなり、選手寿命を縮めてしまう。ユニホームを着ているときぐらい我慢しなきゃいけない」と山本監督。練習の合間の喫煙も控えさせる方針で、ロッカールームの禁煙化を進めていく。

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ロッテ、禁煙

山本監督がナインに、ユニフォーム着用時の禁煙指令を出す。ポケットマネーからの監督賞奮発を明言しているが、29年ぶりの優勝へアメとムチを用意していた。2月の鹿児島キャンプから実施する予定。ユニフォーム着用時ということは、練習の合間はもちろん、球場から宿舎までの往復もタバコはダメ。「メジャーリーガーはベンチ裏どころか、ロッカールームでも吸わない」と、ベンチ裏もメジャー流を目指す。従来ベンチ裏にあった灰皿も撤去する方向。就任5年目の今季、まだ果たせぬAクラス入りへ必要なのは「野球だけに集中できる環境」。愛煙家の選手からは不満が出るだろうが、悲願達成のために、監督自ら煙たい存在になる覚悟だ。

山本監督
「野球が1番大事なんだ。野球に集中する環境をつくりたい。別にやめろとは言わないが、ユニフォームを着ているときは禁煙だ。夢を与える仕事なんだから、子供が真似したら大変。キャンプではファンから見える場所ではタバコは吸わせない。灰皿も設置しない。」

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