今シーズンのチームスローガン「Ambition for Victory」を発表した。勝利への執念という意味。川北球団代表は、年頭の挨拶の中で、年間年始のゲーム大会でのナインの成績が芳しくなかったことを指摘。「必ずBクラスだった」と嘆いた。遊びとはいえ、7年連続Bクラスのチームとだぶらせ、「挑戦するより気持ちが大事。真ん中より上を目指して、失敗を恐れず前へ前へ」と話した。
ロッテがまた、積極的プランを打ち出した。広野編成部長が6日、今秋のドラフトで初めて自由獲得枠を行使する意向を明かした。ターゲットは八戸大(青森)のエース川島亮投手(3年)。地元・千葉経大付出身の150キロ右腕だ。川島は昨夏、3年ながら、早大・和田(ダイエー)ら「松坂世代」に食い込んで日米大学野球のメンバーに選ばれた本格派右腕。7月3日の第4戦では2番手で登板、6回5安打無失点で白星をマークした。広野部長は「(自由枠を)使えるように上に話す」と明言。球団トップに球団初の自由獲得枠行使を打診する構えだ。「地元出身で、あれだけの実力があるのだから」と、担当スカウトにマークさせることも明かした。
お正月を故郷で過ごした選手たちが戻り、マリンスタジアム、浦和球場で自主トレーニングをスタートさせている。マリンスタジアムではグランドが工事中のため、筋力トレーニングのためのウェイトや砂浜での走りこみなどのトレーニングが中心。6日は小坂、初芝、サブローらが姿を見せ汗を流した。小坂は、5日から始動しているが、6日はマリンスタジアムでウェイト、走り込みを行った他、室内練習場へ移動してバッティングも行うなど、精力的に体を動かした。
浦和球場は昨日から開放。グランドを利用したノックやバッティングなどもできるため、実戦的なメニューを行いたい選手達が浦和球場で練習を行っている。こちらには、吉田、小野、大塚や合宿組がたっぷり汗を流した。なお、明日から新入団選手の合宿入りがスタート。8日から練習に加わる。
サブローが140試合フル出場、打率3割、盗塁30の目標を掲げ、自主トレを開始した。昨年は.286、9本塁打、43打点、13盗塁をマークし、夫人の美智代さんからはテレビ出演、サイン会などで「もっと売り込みなさいヨ」と激励されているそう。目標は「そんなに高い数字とは思わない」というサブローだが、夫人のハッパには「人前に出るのが苦手な自分としてはこれだけは…」と複雑な表情だ。
パ・リーグが来年度からプレーオフ復活を目指し、理事会で集中審議を行うことが6日、明らかになった。16日に都内で開かれるパ・リーグのオーナー懇談会に議題として提出。承認されれば2月18日に沖縄・宮古島で開かれる理事会で集中審議する。既に12月26日の理事会で
など具体案が各球団に示されている。村田事務局長は「観客動員が1000万を割り込んだ。何か手を打たなければいけない。複数球団の反対はあるが、前向きにいきたいと思っている」と話した。同リーグでは73年から82年まで前後期制でプレーオフを実施しており、00年に復活構想が浮上した。その後も検討が続けられてきたが、結論は見送られてきた。
パ・リーグが来年度からのプレーオフ制導入に向けて、具体的に動き出すことになった。16日のオーナー懇談会で方向を打ち出し、2月18日の宮古島での理事会で集中審議する方針を、6日、決めた。日本シリーズ出場チームを決めるプレーオフ制の導入案は、パ・リーグ内部では以前から検討されていた。先月26日の理事会でも、オリックス・岡添球団社長から
など複数の形式が示されていた。一方、選手会側からもセ1位対パ2位、パ1位対セ2位の「たすき掛けプレーオフ」や同一リーグの1位、2位によるプレーオフ制度の導入など様々な案が出ている。