わたしはかもめ2003年鴎の便り(1月)

便

1月7日

メジャー化計画

山本監督が、「メジャー化計画」でチーム再建を目指していく方針を示した。その最大の目玉が投手陣の完全分業化だ。大リーグ同様、先発陣には回数、点差に関係なく、100球前後をメドに交代させる。また、今季からユニホームの背中の部分の選手名を外し、メジャーを意識したビジター用のセカンドユニホームを採用する。

千葉マリンスタジアムはフィリーズの本拠地であるベテランズ・スタジアムと同一のハイテク人工芝への張り替え工事が進められている。さらに2列のベンチを大リーグの球場では主流となっている1列式に改造し、ロッカールームもメジャーでは当たり前の禁煙とする。矢継ぎ早のメジャー式改革がロッテの体質を変える。

山本監督
「先発は球数を制限して次に投げる時まで疲れを残さないようにしてもらいたい。」

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“メジャー化”でチーム再建[スポニチ]

来季で就任5年目を迎える山本功児監督が7日“5つのメジャー化計画”でチーム再建を目指していく方針を示した。従来、日本にはない画期的な改革を大胆に進めるが、その最大の目玉が投手陣の完全分業化だ。大リーグ同様、先発陣には回数、点差に関係なく、100球前後をメドに交代させる。山本監督は「先発は球数を制限して次に投げる時まで疲れを残さないようにしてもらいたい」と話したが、こうした方針の背景にあるのは昨季はリーグ最多の7完投で15勝をマークしながら14敗を喫したミンチーだ。前半戦に中4日の間隔でフル回転したことから蓄積された疲労が災いした。完全分業制を徹底すればこうした事態を招くことはない。

また、今季からユニホームの背中の部分の選手名を外し、メジャーを意識したビジター用のセカンドユニホームを採用。千葉マリンスタジアムはフィリーズの本拠地であるベテランズ・スタジアムと同一のハイテク人工芝への張り替え工事が進められている。さらに2列のベンチを大リーグの球場では主流となっている1列式に改造し、ロッカールームもメジャーでは当たり前の禁煙とする。矢継ぎ早のメジャー式改革がロッテの体質を変える。

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ロッテの新人、浅間と早坂が入寮[サンスポ]

ロッテのD3巡目の浅間(敬愛学園高)、同8巡目の早坂(横浜商工高)両選手が入寮。荷物を整理すると早速、グラウンドに出て軽く汗を流した。「先輩達とコミュニケーションを取って1日も早くプロの生活に慣れたい」と元気一杯。9日には全員が入寮を済ませ、10日からの新人合同自主トレに臨む。

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新人選手の入寮がスタート

ルーキーの入寮が始まった。初日となった7日は、浅間と早坂が寮に入った。浅間は、剣豪宮本武蔵を題材にした人気漫画「バガボンド」15巻を携えて入寮。両選手とも近代的な設備が整った寮を見て驚きの表情を見せた。なお、両選手とも荷物の片付けもそこそこに、浦和球場へ出掛け約2時間汗を流していた。

浅間
「今まで器具を使ったトレーニングを本格的にやったことがないので、10日の合同自主トレからしっかりやりたい。でも、早く実績を残して実家から通いたいです。」
早坂
「すごい設備ですね。早く皆さんとコミュニケーションを図って話をしたいです。」

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清水将も本格始動

例年、マリンスタジアムのグランドではキャッチボールやノックをする姿が見られるが、今年は人工芝張替え工事のためグランドは使用不可能。しかし、室内練習場やブルペンなどを利用して順調なトレーニングを行っている。

今日からトレーニングを再開した清水将は、メニューによって練習場所を選ぶが、福浦は、マリンだけで、実戦はキャンプから。また、小坂は、前半はマリンで体作り、後半から浦和と併用して実戦的なメニューをこなすと様々。それぞれ目的に応じたトレーニングを行っている。

約3時間汗を流した清水将は、まだまだ体が動かないと話しながらも、本格的な始動に笑顔を見せた。1月中の目標は休めていた体を起こし、キャンプスタート時にしっかり動けるようにすること。キャンプ初日には1からのスタートではなく、ある程度実戦的なメニューを消化できるような体を作るつもりだ。そして、キャンプで目指すことは、いい感じで終わることができたシーズン終盤のバッティング感覚を取り戻すことだ。

白坂コンディショニング担当
「年が明けて実戦的な練習を行いたい選手は浦和を利用しているし、こちらでも室内練習場やブルペンでバッティングなども行っている。ランニングは下半身に負担が少ない砂浜を使用している。調整は順調。」
清水将
「(キャンプの目標は)シーズン最後にこれかなという感じがつかめたことに加え、日米野球でも結果を残せた。その感覚をしっかり取り戻すこと。」

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