新人合同自主トレが10日、さいたま市のロッテ浦和球場で始まった。川北智一球団代表や、高代ヘッドコーチらが見守る中、ドラ1巡目・西岡ら新人全7選手がプロ初練習を行った。大谷トレーニングコーチの指導で、午前中は約30分のランニングやキャッチボール、午後は腹筋や背筋の強化に重点を置いたきつめのメニュー。約4時間の初練習を終えたルーキーの中には疲れた表情の選手もいた。
小林雅が10日、出身地の山梨県から「イメージアップ大賞特別賞」を贈られた。同県では毎年、スポーツ、芸術、文化、産業などで県民に感動を与えた個人または団体を表彰。昨年、33試合セーブポイントの日本記録を樹立して県のイメージアップに寄与したとして同賞に選ばれた。この日、県庁知事室で天野建知事から表彰された小林雅は「この賞に恥じないよう今年も頑張ります」と話した。
ロッテ新人の合同自主トレが10日スタート。D1巡目の西岡(大阪桐蔭高)は「この日に備えて体を作ってきたので、良い感じで初日を終えることができました」と元気一杯。見守る首脳陣を意識してか「1試合でも多く1軍の試合に出られるように頑張ります。目標は新人王です」と胸を張った。
昨季33試合連続セーブポイントの日本記録を樹立した小林雅が、甲府市の山梨県庁で行われた県の認知度を高めた個人、団体に贈られる「イメージアップ大賞特別賞」の授賞式に出席。その席でさらなる地元PRに努めることを約束した。そのための第1弾として「売れるのか分からないけど、球団の人と話してみたい」と千葉マリンで、ももやぶどうの産地直送販売を手伝うプランを明かした。出荷時期の5月から6月にかけて店頭に立つことも考えるなど、故郷のために一肌脱ぐ構えだ。
山梨県は、33試合連続セーブポイントのプロ野球記録を昨年樹立した小林雅を「山梨県イメージアップ大賞特別賞」に選び、10日、県庁の県知事室で表彰式が行われた。矢野建山梨県知事から県産材で製作された木製賞状と陶芸家・南雲龍氏オリジナル作品「翔」が贈られた。