わたしはかもめ2003年鴎の便り(1月)

便

1月19日

加藤がピアノで指先強化[スポニチ]

昨年、11勝を挙げたロッテの左腕・加藤康介が“殿馬式トレーニング”で指先の強化に取り組んでいる。今年からメロディー付きの電子ピアノを自宅に設置。チャイコフスキー作曲の「白鳥の湖」などのクラシックを毎日2時間弾いている。ピアノと聞くとまるで水島新司氏の野球漫画「ドカベン」の殿馬一人のようだが、これには立派な理由がある。ピアノを弾くことで利き手の左手の指先を滑らかにするのと同時に、独特の感性を引き出すという右脳を活性化させようというのだ。キャンプでも宿舎に持ち込む予定で「左の指先の感覚をつかむことによって、イメージや取り組み方が変わってくると思う」と真剣そのもの。

マイカーにはベートーベン「第九」のCDを常備。昨年は試合に向かう車中で必ず聴いて気持ちをリラックスさせ、試合への集中力を高めていた。小学生の頃から音楽の授業は評定「4」。楽譜もスラスラと読めることから指先のタッチも滑らかだ。

昨年は初の2ケタ勝利も黒星は両リーグワーストの15。「緩急をつけた投球で組み立てていきたい」と、直球とスローカーブに磨きをかけるが、何より“感性のボール”が最大の武器になるに違いない。

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堀、レギュラー死守する!

今季で16年目を迎える堀が、レギュラー獲りに意欲を示した。この日、東京・高輪の高輪プリンスホテルで「堀幸一選手を励ます会」に出席。約100人の後援者を前に「全ての面で昨年の成績を上回ります」と決意。三塁のポジションを初芝、新外国人のショートと争うことになるが「相手がどうであれ自分の力を出すだけ」とライバル心をむき出しにしていた。

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