1月30日1月30日右肩痛からの復活を懸ける黒木知が30日、3日ぶりにブルペンに入った。チームはこの日、鹿児島入り。黒木知は鴨池球場でキャッチボールの後、球場隣のブルペンで捕手を立たせて20球、中腰で35球を投じた。気温6度の寒さもあり、「あまりいいフォームではなかった。少し肩に痛みがあり、しっくりこなかった」と低調に顔を曇らせていた。
ジョニーが復活へ決意の55球を投じた。右肩腱板部分断裂からの復活を目指す黒木知宏投手が30日、チームと共にキャンプ地の鹿児島入り。到着後、いきなり鴨池球場の室内ブルペンで55球の投球練習を行った。ノーワインドアップの新投法で投げ込み、順調な調整をアピール。地獄を見たエースが2日も早く“キャンプイン”した。
厳寒を気迫で打ち消した。鹿児島市のこの日の最高気温は1月に入って5番目に寒い8.5度。桜島が雪化粧するほどの寒さもジョニーの熱い魂はものともしなかった。
下半身強化のためスパイクを履きながらのランニングなど約1時間のアップを終えて向かった先は薄暗いブルペン。捕手を立たせて20球、座らせてからは右打者の内角高めに35球の計55球の投球練習を行った。その全てがノーワインドアップ投法だった。プロ入り後から走者がいない場面でも常にセットポジションだった黒木知。しかし、右ひじを無理なく引き上げることで肩への負担を軽減する新フォームに取り組んできた。巨人・桑田の投球フォームを参考に「投球フォームに勢いがつけられるから」とノーワインドアップ投法を採用。その新投法に手応えを感じ「（前回の投球から）2日空いたので肩が少し緩かったけど、2月1日にはいい感じになると思う」と語った。
鹿児島に向かう飛行機の中からじっとしていることができなかった。睡眠を30分ほど取った後は肩やひじのストレッチを開始。機内から開聞岳や桜島が見えたころには既に体は温まっていた。投球練習こそ視察はしなかったが、山本監督も「この時期に投げるということは調子のいい証拠。もちろんローテーションの柱として期待している」と笑顔で話した。
2年前も鹿児島到着後に即ブルペン入りして58球の投球練習を行った。その01年は破竹の開幕9連勝を飾っているだけに「またそういうふうになることを願っている。あくまでも照準は3月31日だけどね」とあらためて本拠地開幕となる日本ハム戦に目標を設定した。昨年の同じ時期には聞けなかった前向きなコメント。桜が咲くころにはジョニーの熱い魂が沸点に達するはずだ。
黒木知が、30日、チーム40選手と共にキャンプ地の鹿児島入りし、いきなり県立鴨池球場の室内ブルペンで55球を投げ込んだ。前日には雪も降り、最高気温8.5度と、関東地区と変わらない寒さの中、復活への熱い思いをマウンドで見せた。
午後2時の鹿児島空港到着から3時間後、黒木知はもう鴨池球場のブルペンにいた。立ち投げで20球、座らせて35球、全てノーワインドアップの新投法で計55球を投げ込み、一足早いスタートとなった。
プロ入り後から走者がいない場面でも常にセットポジションだった黒木知。しかし、右ひじを無理なく引き上げることで肩への負担を軽減する新フォームに取り組んできた。巨人・桑田の投球フォームを参考に「投球フォームに勢いがつけられるから」とノーワインドアップ投法を採用。その新投法に手応えを感じた。
鹿児島市内の宿舎に着くと、山本監督は早くもキャンプモードに突入した。キャンプ地入りしたとはいえ、厳密にはまだポストシーズンのため技術指導などはできないが、ナインを前に、「今年は優勝しかない。優勝に向けてやるだけ」と訴えた。山本監督は、明日は鹿児島県庁・鹿児島市役所へ表敬訪問の予定。
ショートも早速練習した。ミンチー、シコースキーと3人で球場内をランニング。前日来日したばかりだが、「時差ボケなんてないよ」と親指を突き上げた。この日はショートの入団会見が行われた。
アイスクリームの専門メーカのロッテスノーは、30日、ヤンキース松井と3月1日から1年間のイメージキャラクタ契約で合意したことを発表した。契約金は推定1億円。ヤンキース入り決定後では、JALに続く2社目の契約となった。ロッテスノーは、ロッテと雪印乳業との共同出資により設立された会社。この日、東京・新宿のロッテスノー本社を訪れた松井は、宮田富夫社長と会談後、告知用の写真撮影を行った。3月新発売のバニラアイス「ウェーブ」をPR。アイスクリームを笑顔で口に運び、ガッツポーズまでとった。商品名が表示されたカップの表紙には、「バニラをくだけ！」のコピー。ゴジラ松井の破壊力がイメージされた形。CM撮影は来月上旬に行われ、3月中旬から放送される予定。