鴨池球場に赤崎義則鹿児島市長が応援に駆けつけた。鹿児島黒牛1頭分の最高級ロース肉20キロと、県産みかんジュース12ケースを差し入れた。池田マネジャーによると、今日にも夕食のテーブルに並ぶという。
また、地元鹿児島の企業が中心となってシーズンを通して応援しようという趣旨で「千葉ロッテマリーンズ鹿児島後援会」が発足することになり、午後3時から発会式が行われた。堅山博美・南日本放送会長が公園会長、赤崎義則鹿児島市長が名誉会長で、全13人。今後は、福岡や千葉への応援ツアーなどを含めて、優勝をサポートしていく。
3シーズン目のメイが好調だ。今日も6本のサク越えを放つなど、痛烈なライナー性の当たりを連発した。好調な要因を環境の慣れが大きいと説明した。オフの間は野球と離れ家族とリラックスした時間を過ごし、リフレッシュした。今シーズンは日本で実績のあるローズ、3Aで首位打者を獲得したショートの加入が刺激になっている。
昨日に続いて小野がブルペン入り。カーブは自主トレから投げていたが、今年初めてのシュートを織り交ぜて今シーズン最多となる97球を投げ込んだ。また、12年目を迎えた吉田も3日連続でブルペン入りし、80球を投げた。なお、昨日ブルペンで70球を投げた黒木知は今日はノースローで、アップを終えるとランニング、ウエートトレなどで引き揚げた。
中日から移籍の波留が3日、居残り特打で汗を流した。しっかりバットの芯に当てた打球を左右に飛ばし「自分なりに打てている。これからペースを上げたい」と意欲的に話した。ここ2、3年は故障続きで苦しんだだけに「今は大好きな野球を思い切りできる幸せを感じている」と舌が滑らかだった。
ローズは、フリーバッティングで51スイングで13本のサク越えを放った。51スイング中、芯で捉えたのは28スイング。「グッドだよ」とだけ話して球場を後にした。ローズは、ロッテ入りが決まってからパ・リーグ公式戦のビデオを見ているが、気になった投手に松坂、西口…と西武投手陣の名前を挙げている。松坂とは1999年の球宴第1戦(西武ドーム)で対戦し、三振を喫した相手。
ルーキー・西岡が、13日から始まる予定の紅白戦に、本職の二塁手ではなく、ショートで出場することが分った。紅白戦ではローズ−小坂の二遊間が基本パターンになるが、練習では常に一緒。横浜時代にベストナイン6度のローズと、1999年から3年連続ゴールデングラブ賞に輝いた小坂を生きた教材にする狙い。
福浦が2年ぶりの首位打者奪回に向け、新打法に挑戦中だ。今年から振り子打法をやめ、すり足ステップを試しているが、グリップも一新。遠心力を利かせてヘッドスピードを高めるため、グリップに小指を掛ける新打法を特訓中だ。この日のフリー打撃では46スイング中、安打性は31本。場外を2発含む12本のサク越えに「まだフォームは定まらないが感触はよかった」と手応えを口にした。
また、持病の左ひざ痛や腰痛防止に、ポリエステルとポリウレタンの素材で作られたアンダーパンツを導入した。山本監督からは最低「20本、80打点」を期待されており「それぐらい達成できれば結果(首位打者)はついてくると思う」と頼もしかった。
ドラフト5巡目ルーキー鈴木が新球のチェンジアップに挑戦している。この日はブルペンには入らず、約2時間の体力強化のメニューで終了。中指、薬指、小指の3本指での投げ方を自ら編み出し、キャッチボールで試投中だ。昨年引退した星野氏(元阪神)は旭川工の先輩で「緩急はプロの世界で大きな武器になることを教わった。キャンプ中に完璧にしたい」と話した。
昨日園川投手コーチから「周囲を気にし過ぎて、ピッチングフォームが小さくなっている。もっと自分のペースで投げろ」とアドバイスがあったルーキー鈴木が、新球のチェンジアップに挑戦している。この日はブルペンには入らず、約2時間の体力強化のメニューで終了。中指、薬指、小指の3本指での投げ方を自ら編み出し、キャッチボールで試投中だ。
サブローが、中堅から右翼にコンバートされる。昨年は1番打者に定着し、打率2割8分6厘を残した。球宴にも初出場した。今季は打率3割が期待される。サブローは元々は右翼手。