わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月6日

新しいズボンが披露

ビジター用の新セカンドユニホームが披露された。ただし、上着は現在も製作中で、この日はズボンのみ。ズボンは従来通りグレー基調で、無地から側面に黒のラインが入った。新ユニホームの上着は背中部分の選手名を外したメジャー式で、グレー地に首回りからボタンラインにかけて黒いラインが入る。胸の「Marines」の文字はホーム用と同じ「M」だけになる。上着は20日に完成し、21日の練習で披露される。また、オープン戦では2月23日広島戦、3月8日近鉄戦、9日オリックス戦、15日ヤクルト戦で着用する。公式戦では金、土、日曜日のビジター試合で着用することになった。

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黒木知、紅白戦回避

黒木知が、13日と15日の紅白戦には登板しないことになった。若手と競争と、早期からの紅白戦登板を希望していたが、まだ、打者に投げる段階ではないと判断し、大事をとった。この日はブルペンで73球を投じたが、納得いかない表情だった。

黒木知
「まだゲームで投げられるような段階ではない。フォームを固めてもっと腕が振れるようになってからでしょう。」
井上投手コーチ
「本人もまだ投げたいと言ってこないし、こっちから強制するつもりはない。」

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ジョニー黒木、カーブ20球の試運転[サンスポ]

順調に仕上がっているロッテの黒木知が、ブルペンで今キャンプ初めてカーブを20球ほど投げた。「真っ直ぐがダメだったから」が試運転の理由だったが、結果は「カーブもダメでした。でも、体の状態はいいですよ」と、表情は明るい。

◇垣内、居残り特打でさく越え連発

西武から移籍したロッテ垣内が、1時間の居残り特打でさく越えを連発。首脳陣に大きくアピールした。詰まり気味の当たりが、何度も両翼98メートルの外野席のはるか向こうに消えていった。大型打者が少ないチームの中で、その飛距離は抜群だ。

山本監督は「ずっと調子がいいようだね。キャンプ前に相当打ってきたんだろう」とべた褒め。当の垣内は「気持ち良く打てたが、調子はまだまだ」と気を引き締めていた。

◇投手陣が投手用野球帽の試作品を着用

ロッテが依頼してスポーツ用品会社が開発中の投手用野球帽の試作品を、選手が初めて着用した。

帽子の内部にウレタンのスポンジが装着されており、頭に球が当たった時の衝撃は約3割減というが、難点は従来品の2.5倍の254グラムと重いこと。投球練習をした小林雅は「頭に違和感があった。でもけがは軽い方がいいし、将来はこれが当たり前になるかも」。

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黒木知、紅白戦回避しフォーム固め[スポニチ]

右肩痛から復活を懸ける黒木知宏投手が6日、紅白戦の登板プランが白紙に戻ったことを明かした。13日から始まる紅白戦の“開幕投手”に照準を定めていたが「まだゲームで投げられるような段階ではない。フォームを固めてもっと腕が振れるようになってからでしょう」と黒木知。実戦での登板を回避して慎重に調整していくことになった。

黒木知はこの日から投球フォームを研究するためブルペンにビデオカメラを設置した。計73球のうち、今年初めて20球のカーブを試投。だが、キャンプ初日からブルペンに入りながら理想のフォームには遠く「下半身の体重移動ができてなかった。投げようと思ったのではなく、カーブでフォームを修正しようと思って投げた」と説明した。軸足の右ひざを地面に着けるフォームをテスト中で、フォームが固まるまではフリー打撃登板も控える考えだ。

井上投手コーチは「本人もまだ投げたいと言ってこないし、こっちから強制するつもりはない」とスロー調整を容認。10試合を予定する紅白戦のメンバーには入れず、状態次第ではオープン戦にぶっつけで登板する可能性も出てきた。

◇高橋尚子、鹿児島入り

7日にキャンプ地の鴨池球場を訪れるシドニー五輪女子マラソンの金メダリスト高橋尚子がこの日、佐倉アスリート倶楽部の小出義雄代表と共に鹿児島入りした。宿舎に到着後、桜島から吹き上がる黒煙を目撃し「うわ、凄い。今日は外に出ない方がいいんですかね」と興奮気味だった高橋。球団側の要請を受けて来訪が決まったもので、手作りチョコを山本監督に届けるほか、ランニングの“技術指導”を行う場面も見られそうだ。

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吉田に安全帽

鹿児島キャンプに、投手の頭部を打球から守る「セーフキャップ」の試作品が届いた。吉田が昨秋にスポーツメーカーのミズノに相談し、球団が依頼したもの。実際に着用したのはロッテが12球団初めてとなる。

きっかけはドジャース石井のアクシデント。昨年、石井が打球を頭部に受け、頭蓋骨を骨折したことから、吉田がメーカにもちかけた。

帽子の内側、前頭部と側頭部に「パラショックミュー」という衝撃緩衝材が施されている。ミズノ担当者によると「頭部への衝撃が2割から3割分減る」という。ただ、通常の帽子(約100グラム)の倍以上の254グラムと、重いのが難点。また、帽子が膨らみ、見た目が悪くなるのは、プロとして導入をためらうところ。

早速、小林雅がブルペンで試着してピッチングを行った。ミズノでは「今日の意見を参考にして軽量化を図って行きます」と今後も開発を続けていく。

吉田
「何か起きてからでは遅いんです。カブレラとかの打球を、100%捕るのは無理。ヒヤリとする場面は結構ある。ブルペン、紅白戦で試して、よかったら使ってみたい。」
小林雅
「マウンドにいる時はボールが当たることなんて考えていないですからね。重い感じがするし、サイズが合っていないこともありずれる。けがは軽い方がいいし、将来はこれが当たり前になるかもね。」

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垣内魅せたぞパワー豪打

西武から移籍した垣内が、1時間の居残り特打でさく越えを連発。首脳陣に大きくアピールした。

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西岡、特守第1号

特守がスタートし、第1号はルーキーの西岡。総合練習が終わると佐藤コーチと共に市営球場で30分間にわたりノックを受けた。

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