わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月11日

堀が右ヒジ痛でリタイヤ1号

堀がリタイア1号となった。右ひじに違和感を覚え、鴨池球場から鹿児島市内の病院へ移動した。「何日か前からハリがあった。」と話したが、今朝になって痛みが出たために鹿児島市内の病院で精密検査を受けた。精密検査の結果、遊離体(通称ネズミ)の疑いがあると診断されたが、大事には至らず、そのまま練習に合流、別メニューで調整を続けることになった。今後はアイシング治療にて様子を見ながら練習する。投内連係が始まると、三塁の守備につかずに1人ベンチに残った。山本監督は、いまだ故障者ゼロのキャンプに満足そうだっただけに、痛い初離脱者となった。

「何日か前から右ヒジにハリみたいなものがあった。そんなに大げさなことはないですよ。痛みが取れ次第紅白戦にも出るつもりですよ。」

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ジョニー、変化球に手応え

ジョニーがブルペンで変化球を交え86球を投げた。内訳は、カーブ16球、フォーク3球、スライダー4球。登板する予定だった23日の広島とのオープン戦(都城)を断念する意向。「教育リーグも同じ実戦だからオープン戦にこだわってない」と、チームが関西遠征を行っている間の教育リーグの開幕戦、3月6日の巨人戦(ロッテ浦和)で登板する可能性を示した。

黒木知
「変化球は投げるつもりで投げた。変化球の投げ方を肩は忘れていなかったです。カーブがあれだけストライクが入ればね。(紅白戦は)今日から3連投して何とかなれば…。下半身にもう少し粘りが出て、真っ直ぐがもう少し伸びればね。」
山本監督
「ローテーションで回ってもらうんだからシーズンに合わせて調整すればいい。」

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黒木知が変化球86球「肩に刺激を与えたい」[サンスポ]

ロッテの黒木知が11日、「肩に刺激を与えたい」と、今キャンプで初めてカーブ、フォーク、スライダーと変化球を投げた。合計86球。「あとは、今日の疲労が明日どのくらい残るか。そして明日、明後日も投げるので、どうなるか楽しみ」。山本監督は「周囲が騒ぐと、どうしても無理してしまう。なるべく、そっとして欲しい」と気遣っていた。

◇清水直が208球…14勝以上が目標

昨年(14勝)以上の勝利数を目標にしているロッテの清水直が11日、208球の投げ込みを行った。「中途半端な数字で終えたのは、今シーズン200イニングを投げることを目標にしていることと、見てくれていた園川コーチの背番号が80番台(81)だったので…」。仕上がりは順調だ。

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黒木知“再軌道”84球[スポニチ]

右肩痛から今季に復活をかける黒木知宏投手が11日、実戦登板へ向けて大きなステップを踏んだ。ブルペンで今キャンプ最多の84球の投球練習。真っすぐにカーブ、スライダー、フォークボールも故障してから初めて3球投げた。13日からの紅白戦登板は白紙だったが、黒木は「変化球の投げ方を肩は忘れていなかった。今日(11日)から3連投してみて、何とかなれば投げてみたい」と、17日以降にも投げたいと意欲を燃やした。

復活プランも修正した。登板する予定だった23日の広島とのオープン戦(都城)を「まだ投げられないかもしれない」と断念する意向。「教育リーグも同じ実戦だからオープン戦にこだわってない」とチームが関西遠征を行っている間の教育リーグの開幕戦、3月6日の巨人戦(ロッテ浦和)で登板する可能性を示した。山本監督も「ローテーションで回ってもらうんだからシーズンに合わせて調整すればいい」という。「天気は曇だけど気分は晴れだね」。肩の不安は消えた。“再軌道”に乗った黒木知が、エンジン全開で突き進む。

◇堀、右ひじ痛リタイア

堀幸一内野手が11日、右ひじ痛を訴えてリタイアした。鹿児島市内の病院でレントゲン検査の結果、遊離軟骨(ねずみ)の疑いがあると診断され、今後は様子を見て練習に復帰する。この日はボールを握らず、ウエートトレーニング中心の軽めのメニューで終了。今季は三塁のレギュラーとして期待されているだけに堀は「痛みが引けばすぐに練習に参加したい」と話していた。

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小野、フリー打撃に初登板

小野が、サブロー、小坂、初芝らを相手にフリー打撃に初登板した。昨年は、持病の座骨神経痛に悩まされた男がアピール。ここ2年間は座骨神経痛でキャンプ・リタイア1号となっていたが、今年は絶好調。開幕投手はミンチーに決定しているが、後続は過去の業績で判断すると山本監督。2000年、4勝1敗とカモにしたダイエーが相手。さらに幸運の日曜日に投げられる開幕第3戦先発プランが用意された。

サブロー
「生きたボールは違いますね。6〜7分という感じじゃないですか。」
小野
「臀部に違和感があるものの、動けるし、痛みというほどのものでもないですから。肩やヒジなどその他は順調過ぎるくらい順調です。今日は、バランスを考えて投げました。自分の感触としては60点〜70点ぐらいですね。」
山本監督
「晋吾は先発1本。今年はやってくれる。過去のデータ、相性で(初登板を)判断する。」

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清水直、208球熱投

昨年14勝を挙げた清水直が208球の熱の入った投げ込みを行った。「今年は200イニング以上が目標なので200球以上投げるのが(この日の)目標だった。どこも痛くないし投げてよかった」。140キロ台の高速スライダーが武器だが、今キャンプから打者の手元で落ちるSFF(スプリット・フィンガー・ファストボール)に着手。「2ケタ(勝利)できるように頑張りたい」と意気込んでいた。

清水直
「今年は200イニング以上が目標なので200球以上投げるのが(この日の)目標だった。どこも痛くないし投げてよかった。」

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