わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月13日

白組2−2紅組(鴨池)

初の紅白戦が行われた。6回終了。白組が3併殺とチャンスを潰した。1回1死一、二塁からローズが、2回には無死一塁から佐藤が、4回には1死一、二塁から初芝がともにサードゴロダブルプレーとチャンスを潰した。走塁面では、一塁の場面でヒットで三進する場面も見られたり、粘ってヒットにつなげるバッティングも見られた。

123456R
紅組1001002
白組0010102

◇打撃成績

打順守備紅組
1サブロー311
2原井310
3福浦320
4メイ101
5垣内310
6ショート300
7諸積210
8210
9西岡210
10里崎200
2482

打順守備白組
1小坂300
2波留320
3井上純310
4ローズ300
5初芝210
6佐藤200
7立川210
8清水将210
9渡辺正211
10寺本210
2481

◇投手成績

紅組
舩木2730
鈴木1411
井上貴2931
田中充1410

白組
渡辺俊2721
薮田2821
黒木詢21040

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ローズ、初紅白戦は3の0

3年ぶりに日本球界に復帰し、注目されるローズが、キャンプ初の紅白戦に、4番・二塁で出場したが、3打数無安打に終わった。第1打席はスライダーを三ゴロ併殺。以後は二ゴロ失と右飛だった。偵察に来たオリックスの高橋スコアラーは「この時期にこれだけバットを振れたら本物」と警戒していた。

ローズ
「今、大事なのはいかにバットで球を捕らえられるか。今日は満足。」
田中充
「雰囲気、迫力があります。甘いボールは絶対に投げてはいけないと強く感じるバッターですね。」

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ローズが紅白戦3タコも慌てず[サンスポ]

3年ぶりの日本球界復帰で注目されるローズ(元横浜)は13日、紅白戦初戦に出場、三ゴロ併殺、二ゴロ失、右飛とノーヒットに終わった。それでも「いま必要なことは、バットでしっかりボールを捕らえること。長いシーズンの第一歩を踏み出せたことに満足している」と笑顔を見せていた。

◇ロッテのD1巡目・西岡が“プロ初安打”

ロッテのD1巡目・西岡(大阪桐蔭高)が13日、紅白戦で5回、黒木詢の外角速球を左に流し“プロ初安打”を記録した。「追い込まれていた(2−0)ので、どんな球にも対応しようと思っていたんです。初めての試合でしたけど、とくに緊張はしませんでした」と、強心臓ぶりも発揮していた。

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新人2選手、ほろ苦デビュー

初めての紅白戦が行われ、新人の2選手はほろ苦いデビューとなった。ドラ1巡目・西岡は、紅組の9番・遊撃で出場し、2打数1安打。技ありの左前打を放ったが、課題の守備で失策を犯し、試合後すぐに練習を始めた。紅組の2番手で登板したドラ5巡目・鈴木は1回を投げ1失点。1死後に渡辺正に本塁打を許し反省。

西岡
「自己採点は50点。次は頑張ります。」
鈴木
「打たれたのはカーブ。やはりプロは甘い球を見逃してくれない。課題は見えた。まだスタートラインに立っただけ。」

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イチローになる!サブローが先頭打者本塁打[サンスポ]

ロッテは13日、鹿児島キャンプで初めての紅白戦を行い、サブロー外野手が1回、左翼場外に先頭打者本塁打を放った。イチロー(マリナーズ)にあやかった登録名の同選手(本名・大村三郎)。苦節9年、“サン”は“イチ”に少しでも近づこうと必死だ。

初戦で、いきなりの1発。だが、サブローは「スライダーによく反応できた」と平静を装った。昨年初めて規定打席に達し、打率.286でパ12位。今年は「打率3割・30盗塁(昨年は13盗塁)」が目標だけに、紅白戦の本塁打ぐらいで喜んではいられないようだ。

9年前、PL学園高からドラフト1位で入団した際、イチローをまね、登録名を「サブロー」にした。今キャンプ前、山本監督から「外野で守りたいポジションがあればそこについてもらう」と言われ、すぐに右翼を選択したのも、憧れの人と同じ位置だから。イチローと同様、強肩で走者を刺し、スタンドを沸かせる決意でいる。

山本監督はサブローを「1番・右翼」に固定する計画。本人も「3割を打つには四球を増やさないと(昨年は36個)。守りでは肩をアピールしたい」とやる気十分だ。イチローはまだ遠い存在だが、少しずつでも近づいていく。

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サブロー、先頭打者本塁打

初めての紅白戦が行われ、サブローが先頭打者本塁打を放った。渡辺俊の抜けた高めスライダーを振りぬくと、打球はレフト場外へ。8年目の昨季は主に2番で131試合に出場し、初めて規定打席をクリア。今年は1番・右翼が有力。

サブロー
「飛距離とかではなく、打率、得点、盗塁、出塁率にこだわりたい。」

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黒木知、3連投ブルペン入り

黒木知が、昨春キャンプ以来、約1年ぶりとなる3日連続のブルペン入り。86球のうち、後半の41球は掘を打席に立たせた。池野ブルペン捕手のサインに2度、3度首を振る、実戦さながらの投球だった。前日は101球を投げ込んだが、右肩への影響はないと、強調した。

黒木知
「3連投?上半身は問題ないよ。下半身は辛い。リリースで粘りたいけど、粘れない。」

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清水直チーム最多266球

清水直が、汗だくの266球。筒井ブルペンコーチの「まだまだ」というゲキに、ひたすら直球を投げ込んでいた。今キャンプチーム最多の投球数。11日にも208球を投げるなど、調整は順調。昨年の最多301球を更新する日も近い。

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オープン戦先陣に渡辺俊[スポニチ]

ロッテのオープン戦開幕投手にサブマリン・渡辺俊が指名された。23日の広島戦(都城)の先発について、園川投手コーチは「順調にいけば投げさせようと思っている」と渡辺俊の先発を明言。この日は紅白戦に先発して2回2安打1失点だった渡辺俊は、紅白戦後もブルペンで108球を投げ込んだ。昨年のオープン戦(都城)の開幕投手を務めた小林宏がチーム最多の58試合に登板しただけに、渡辺俊は「都城で先発した人は、その年に活躍しているので光栄なことです」と気を引き締めていた。

◇ローズ 857日ぶりは3タコ

ローズが横浜時代の00年10月9日のヤクルト戦以来、857日ぶりの実戦に臨んだ。ネット裏からオリックスの高橋スコアラーが熱視線を送る中、白組の4番・二塁でスタメン出場。得点圏に走者を置いて2度、打席に立ったが3打数無安打に終わり「チャンスだから打とうという意識はない。まだ始まったばかりだよ」。高橋スコアラーは「あれだけ振れていればピッチャーは威圧感を受けると思う」と警戒していた。

◇清水直、熱闘266球

昨季14勝を挙げた4年目の清水直が、ブルペンで266球の熱投。200球を過ぎてからは脱げた帽子も拾わず、140キロ以上の速球をひたすら投げた。「ウエートトレだけでは、球を投げる筋肉はつかない。去年も300球以上投げた日があったので、肩は大丈夫」と清水直。目標は「昨年以上の成績を残すこと」と言い切った。

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