わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月15日

白組0−2紅組(鴨池)

小雨の中、2度目の紅白戦を決行。しかし、4回を終了したところで雨が強くなったために紅白戦は打ち切り。

1234R
紅組11002
白組00000

◇打撃成績

打順守備紅組
1サブロー100
2原井210
3福浦221
4メイ200
5垣内200
6ショート211
7諸積210
8里崎200
9西岡110
10100
1762

打順守備白組
1小坂210
2波留210
3井上純210
4ローズ200
5初芝200
6佐藤100
7立川100
8清水将100
9渡辺正100
10寺本100
1530

◇投手成績

紅組
高木2820
小林宏2710

白組
加藤21042
吉田1520
山ア健1300

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新外国人ショート、攻守にアピール

新外国人のショートが初本塁打を放つなど、外国人枠の生き残りに向け強烈にアピールした。2回の第1打席、加藤が投じた初球の直球を振り抜くと、打球はライナーでレフトスタンドへ。ショートは、三塁守備でも小坂の痛烈な当たりをカットして刺すなど、好守を披露。

ショート
「センター方向を狙っていたが、うまく振れた。しかし、まだまだ打席が必要。試合のスピードに慣れてきた。米国でも競争だった。それが野球。」
山本監督
「三振を喫したがそれもよいスイングだった。攻めも慣れてくれば何とかなるんじゃないか。」

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パ・小池会長は心情的ロッテファン

パ・リーグ小池会長が視察を兼ねて激励に訪れた。毎日新聞OBの会長は「毎日オリオンズ時代から応援していた。当時はパ最強だった。会長として特定球団を応援するわけにはいかないが、心情的にはロッテファン」と話した。

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チョコはゼロでも評価上がる西岡

ドラ1巡目・西岡の評価が高まっている。紅白戦2試合目も加藤から中前打を放ち、ここまで3打数2安打。山本監督が「打と走は高卒ルーキーとは思っていない」と言う通りの力を見せている。もともと打撃に定評はあった。首脳陣は守備が課題と見ていたが、この日は2度の守備機会を無難にこなした。山本監督は「二塁はローズに決まっているから空いているポジションを守ればいい」と、確定していない三塁へのコンバートを示唆。初芝、堀、ショート、渡辺正とのバトルで力を発揮させる考えだ

サッカーJリーグの王者・磐田が11日まで同宿でキャンプを張っていた。サウナで日本のエース中山に出会った西岡は「スポーツ選手なら何事も熱い気持ちでいけとか、周囲を気にしないで練習に取り組めとかを教えてもらいました」と、中山から愛用のスポーツウエアまでプレゼントされ大感激。日の丸を背負い世界を経験した男からの言葉を強く受け止めて練習に臨んでいる。

西岡
「カウントが1−3だったので、ボールを絞ることができた。バッティングカウントだったので、ストレートを狙って思い切ってバットを振ろうと思った。まだ会心の当たりはないが、いつも自信を持って打席に入るようにしています。三塁はやったことがないけど、使ってもらえるならどこでもやります。」

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D1巡目・西岡が2試合連続安打[サンスポ]

ロッテのD1巡目・西岡(大阪桐蔭)は15日、紅白戦の2回に左腕エースの加藤から中前打を放ち、これで2試合連続安打を記録した。18歳ならこんなとき、はしゃぐものだが「紅白戦で打っても…」と平然。そして「カウントが1−3だったので、真っ直ぐにマトを絞ったらそれが来ました」と状況まで細かく説明。並みのルーキーではない。

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ルーキー西岡、三塁手争いに参戦[スポニチ]

金の卵が三塁のサバイバルに参戦だ!1巡目ルーキー西岡剛内野手が15日、紅白戦で紅組の9番・二塁で出場。雨天のため1打席だけに終わったが、中前打を放ってチャンスを引き寄せた。今キャンプの紅白戦で2試合連続安打で通算3打数2安打。二遊間をこなす実戦派の西岡を三塁にコンバートするプランが浮上した。

霧雨を切り裂いた。左腕の加藤の直球に差し込まれながらもシンでとらえた打球は中堅へ一直線。一塁ベース上で小さなガッツポーズを見せた。「1−3だったので真っ直ぐに絞っていました。会心の当たりではなかったですけど、ヒットになってよかったです」。安打を許した加藤は「そんなに甘い球じゃなかったけど、打たれるような雰囲気がした」と脱帽だ。

物おじしない性格の裏には大和魂が宿っている。サッカーJリーグの王者・磐田が11日まで同宿でキャンプを張っていた。サウナで日本のエース中山に出会った西岡は「スポーツ選手なら何事も熱い気持ちでいけとか、周囲を気にしないで練習に取り組めとかを教えてもらいました」。中山から愛用のスポーツウエアまでプレゼントされた西岡は大感激。日の丸を背負い世界を経験した男からの言葉を強く受け止めて練習に臨んでいる。

元々打撃に定評はあった。首脳陣は守備が課題と見ていたが、この日は2度の守備機会を無難にこなした。山本監督は「二塁はローズに決まっているから空いているポジションを守ればいい」と確定していない三塁へのコンバートを示唆。初芝、堀、ショート、渡辺正とのバトルで力を発揮させる考えだ。

歯切れのいい口調が自信の表れだ。「三塁はやったことがないけど、使ってもらえるならどこでもやります」と西岡。限りない向上心で“戦国・三塁”に挑んでいく。

西岡剛(にしおか・つよし)
1984年(昭59)7月27日、京都府生まれの18歳。大阪桐蔭で昨夏の甲子園に出場も1回戦敗退。高校通算42本塁打のパンチ力と50メートル6秒0の俊足が武器の内野手。家族は父・邦昭さん(52)母・昌子さん(48)兄・義人さん(22)。趣味はブランド品。右投げ左打ち。1メートル80、75キロ、血液型B。

◇ショート1号

三塁候補の新外国人ショートが“来日1号”を放った。紅組の6番・三塁で出場。昨年11勝を挙げた加藤の137キロ直球を左翼席に突き刺した。「打った瞬間、入ると思った。センターを目指して打ったら飛んでいってくれた」と満足げ。守備では三遊間を抜けそうな当たりに飛びついてファインプレーを見せるなど攻守にアピール。山本監督は「練習と試合で一緒の力が出せる」と目を細めていた。

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福浦、2の2

福浦が今日も2安打。第1戦でのヒットと合わせて、4打数3安打と結果を出している。しかし、本人は全く納得していない。

山本監督
「振り切って綺麗にファールできている。振りが速くなっている。迫力ある当たりも多いし、あの打球の伸びだとホームランも20本ぐらい行くかもね。」
福浦
「センター前ヒットはよかったけれど、次の一塁線への当たりは、タイミングが早すぎた。ファールは、前に飛ばなかっただけ。あの中で何とかしないといけない。タイミングが合ったり合わなかったり…。微妙ところだけどね。でも、頑張ってやらないと。」

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黒木知、ブルペンでのピッチングを中止

ブルペンでのピッチングを予定していた黒木知が、肩が緩いとの理由で、ピッチングを中止した。予定通り、小林雅、藤田と並んで鴨池ドームのブルペンに上がったが、立ち投げを約10球程度行っところで切り上げた。

黒木知
「肩が緩いからやめた。休み明けは、よくこういうことがある。このまま投げても、今日は調子が上がってくる気配もなかったしね。ケガする前にやめたよ。深刻にはなっていないよ。大きなケガになる前にやめただけだから。」

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ファームも鹿児島入り

第2次キャンプを鹿児島県東市来町湯之元で予定しているファームが無事鹿児島入りした。到着後、宿舎で歓迎式が行われたが、雨のため、ロビーでの式典となった。なお、雨の場合は、球場横にあるブルペン、体育館、少し離れたこけけドームで練習を行う予定。

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ジェフ市原と提携へ

ホームタウン広域化を目指す市原が、ロッテとの共同プロジェクトを検討していることが、15日分かった。市原は、ファン層拡大による経営改善を図るため、市原市に加えて千葉市のホームタウン化を自治体側と交渉中。実現した際には、イベント事業や選手交流などでロッテとタッグを組み、観客動員増とスポーツ文化の発展を目指す。

14日に千葉市がホームタウン化受け入れを決定したことを受け、岡健太郎社長は「広域化を機に、ぜひロッテさんと協力して千葉県内のスポーツ発展に尽くしたい」と、熱意を語った。

2000年にはロッテ側から協力を申し込まれたが、当時は広域化の予定もなく実現しなかった。今後はフロント間の意見交換会やチケット販売、選手の合同イベント開催と夢は広がる。昨季、市原がホームの市原臨海競技場で動員した観客数はJ1最下位の約7000人。2005年には千葉市内に新スタジアムも完成するため、観客動員数増は重要課題だ。同じように観客動員に苦戦しているロッテと協力し合い、ファンが集まる魅力あるクラブを目指す。

今後クラブ側は、市原、千葉市と協議を重ねてホームタウン広域化の具体的な方針を固める構え。Jリーグ理事会の承認を得られれば、今季中にもユニホームの袖に「市原・千葉」と刺繍が入る予定。

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