わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月20日

白組5−3紅組(鴨池)

4度目の紅白戦が行われた。強い風の影響からフライを追いきれずに落球する場面も目立った。8回終了。

12345678R
紅組002100003
白組201101005

◇打撃成績

打順守備紅組
1サブロー412
2二遊原井400
3井上純310
4メイ200
5初芝100
6諸積311
7遊二西岡300
8橋本300
9代田320
10指左寺本300
2953

打順守備白組
1小坂310
2波留321
3ショート410
4福浦321
5佐藤212
6垣内400
7清水将410
8立川100
9渡辺正310
10300
3094

◇投手成績

紅組
加藤2922
山ア健1621
吉田2931
黒木詢1511
川井2810

白組
清水直2600
シコースキー1620
高木2921
神田1300
小林宏2710

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ローズ退団「しょうがない」

ローズ退団、引退から一夜明け、グラウンドでの練習前ミーティングで、山本監督からナインに報告があった。ローズと同じ二塁の原井は、渡辺正、ルーキーの西岡の2人が、当面のライバルとなるが、正位置取りへ意欲を見せた。

山本監督
「ローズ(退団)は新聞通り。このメンバーでやっていこう。」
小坂
「残念といえば残念。でも帰ってしまったのだからしょうがない。」
渡辺正
「ローズはもちろん、他の選手は関係なく、自分が3割を打てば起用してもらえると考えて練習をしてきた。その気持ちに変わりはないが、チャンスはしっかりつかみたい。」
原井
「チーム全体では(ローズの退団は)大変なことだけど、自分もプロなので、チャンスと思ってアピールしたい。」

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福浦、ローズの穴埋める![スポニチ]

ローズの穴はオレが埋める!福浦和也内野手が20日、紅白戦で紅組の4番として出場。4試合連続安打となる3打数2安打1打点の活躍で絶好調をアピールした。これで紅白戦は通算12打数9安打(1本塁打)6打点。シーズンに取っておきたいような猛打爆発で、オープン戦開幕となる23日の広島戦(都城)での4番も決定した。

シーズンを通して「4番・二塁」に座るはずだった元横浜のローズが19日、電撃的に引退を表明。山本監督はナインの動揺を抑えようと「ローズはいなくなったけど、みんなで穴を埋めていこう」と練習前にゲキを飛ばした。だが、この日の最高気温は9度。冷たい北風も吹き、午前中の練習では重苦しいムードが漂った。そんな“ローズ余波”を一掃したのは2年連続打率3割を残した福浦だ。

パワー、技術とも4番の風格を漂わせたその活躍に「右でも左でも関係なく打てる。中心になることは間違いない」と山本監督。昨年は5試合で4番を経験している福浦は「4番?意識していない。それよりもシーズンに入ってから結果を出せるように頑張るだけ」。チームを背負って立つ主砲は早くも戦闘モードに突入している。

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「ポスト・ローズ」に西岡

ドラフト1巡目ルーキー・西岡が「ポスト・ローズ」に指名された。好守に加えて50メートル6秒ジャストの俊足を持つ西岡に白羽の矢が立った。山本監督は20日、「あいつは二塁を狙うチャンスだ」と、19日に電撃退団したローズが抜けた二塁に高卒ルーキーを起用するプランを明かした。21日に鹿児島・湯之元で行われるロッテ2軍・新日本石油戦で二塁手として出場させる方針で、さらには広島とのオープン戦(23日・都城)の出場も予定している。

山本監督
「足があるということで攻撃にバリエーションが増える。紅白戦で左右の投手を気にしないバッティングもできるし、どんどん実戦で使ってみたい。」
西岡
「自分はあくまでも1年を通して1軍にいることが目標。それに向かって頑張るだけです。」

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小林宏、好調キープ

小林宏が2度目の登板となった20日の紅白戦でも2回無失点と好調をキープ。この日は風にあおられた不運な1安打に抑え、右腕からのスライダーで苦手の左打者から2奪三振。昨年は中継ぎでチーム最多の58試合に登板し初めてオールスター戦にも出場した。

小林宏
「制球は少しばらついたが、球の調子自体はとてもよかった。今季も中継ぎのつもり。去年でスライダーで三振を取る自信がつきましたしね。」

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神田、三振三振

ルーキー神田が紅白戦で2連続三振デビューを飾った。いきなり原井を見逃し三振にとると、井上純をフォークで空振り三振と、1イニングを3人で料理した。18日に1軍に合流したばかりで、ローズには会っていない。ポジションは違うが「ローズの穴を埋めるような活躍をしたい」と話した。

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ロッテにローズのアナ…後釜三塁・ショートが拙守連続[サンスポ]

ロッテの新外国人、リック・ショート三塁手が鹿児島キャンプの20日、紅白戦で初めて3番に起用されたものの攻守に精彩を欠いた。とくに2つの拙守が失点に絡むなど散々…。電撃退団した“ローズ・ショック”は当分、収まりそうにない。

鹿児島キャンプに強風が吹き荒れる。それはまるで“ローズ・ショック”を象徴するかのようだ。正午すぎには風速9.8メートルを記録していた。

しかし、こんな悪コンディションでも魅せるのがプロなのに…。助っ人・ショートの守乱は3回だ。橋本の打球は捕手真上へのフライ。清水将が両手を上げて捕球態勢に入っているのに、突っ込み、キャッチャーミットからボールをはじき落とした。

それだけではない。4回にもまたやった。今度は井上の遊撃への飛球に「OK!」の声を出しながら、途中で止めてヒットにしてしまった。この2つの拙守はいずれも失点に結びついた。

「練習でよかった。これからは、みんなとコミュニケーションをとっていく」と本来は“第3の外国人野手”だったショート。選手は練習前のミーティングで山本監督からローズの電撃退団を知らされた。ローズがいれば控えだったので、張り切って当たり前だが完全に気合が空回りした。

昨年の米3A(ソルトレーク)の首位打者(打率.356)。自慢の打撃でも精彩を欠いた。勝負強さでは定評のあったローズと違い、走者を置いた3度の打席は音なしで、走者なしの4打席目にヒットが出た。 「ヒットも1本打ってるし、守りも積極的にいっているからいいんだ」と山本監督。とはいうものの、“ローズの穴”はそう簡単に埋まる気配がない。

リック・ショート(Rick Short)
1972年12月6日、米イリノイ州生まれ、30歳。ウエスタンイリノイ大を経て94年、オリオールズ傘下のルーキーリーグ入り。その後、1A、2A、3Aと進み、昨年はソルトレークに所属。メジャー経験はなし。1メートル83、89キロ。右投げ右打ち。年俸4800万円。

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助っ人補強未定

ローズの抜けた穴の補強はまだ未定。

山本監督
「もともと外国人枠が1人オーバーしていた状態だったから、ローズが減ったからといって無理に獲ることはない。」
広野編成部長
「早急に獲得しなければならないということはない。毎年、調査はしているが、今は具体的に獲得するという段階ではない。球団代表、監督と話し合って決めていきたい。」

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黒木知が久々笑顔…4日ぶりの82球に手応え[サンスポ]

16日に右肩の違和感から投球練習を中止した黒木知が20日、4日ぶりにブルペン投球を再開し、82球を投げた。「40球くらいから肩が温まって、いい感じで投げられた。フォークも確かめられたし、今日は満足のいく練習だった」と、久々に笑顔が戻った。

◇ロッテのD4巡目・神田が好投…山本監督はOP戦登板即決

ロッテのD4巡目の神田(川鉄水島)が20日、紅白戦に登板して1回を0安打、2奪三振と好投。なかでも井上を空振り三振に仕留めたフォークボールが効果的で、山本監督は「回転しないでストンと落ちた。これは武器になる」と絶賛し、23日のオープン戦(対広島、都城)の登板を即決した。神田は「まだ、本調子ではないんです」というだけに、今後が楽しみになった。

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