わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月21日

ビジターユニホーム初披露

新ビジターユニホームが初めて披露された。グレー地で背中には背番号だけで名前が書かれていないメジャー式。23日のオープン戦初戦(広島)で実戦デビューする。シーズン中は、金・土・日曜日のビジターではこの新ユニホーム、月、火、水曜日のビジターでは従来の黒のユニホームを着用する。諸積は「メッシュじゃないんですが、なかなか着やすい素材ですよ」と感想を話した。ズボンは既にキャンプ序盤からはいていただけに「同じグレーでも上下で色が違うね」と、小野は苦笑いしていた。

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ルーキー神田がオープン戦「開幕投手」

4巡目ルーキー神田が、オープン戦の開幕投手を務めることが決定した。予定は3イニング、23日の広島戦に先発するもので、ルーキーでは2000年の高橋以来3年ぶりの大役。ドラフト1位以外となると、1992年ドラフト2位で入団した河本(現巨人)以来11年ぶりの快挙になる。この日、井上投手コーチから先発を告げられた神田はブルペンには入らず、走り込み中心のメニューで切り上げた。ロッテのオープン戦開幕投手といえば、過去には伊良部、小宮山、小林雅などが経験、いずれもチームの顔に成長している。

神田
「ビックリして3回も確認しちゃいました。投げるからにはパーフェクトに抑えたい。」
山本監督
「よかったらどんどん投げさせる。(先発、中継ぎの)どこでもテストをしたい。」

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黒木が96球…エース復活も近い[サンスポ]

ジョニー黒木の表情がまた明るくなった。20日の82球に続き、21日もブルペンで96球。しかも途中、今キャンプ初めてノーワインドアップで投げた。「自分で思ったような感触だった。この調子でいきたい」。エースが全力投球できる日はもうすぐだ。

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黒木知、復活へ前進

右肩痛から再起を懸ける黒木知が復活へ向けて前進した。初日から肩の負担を軽減するためにノーワインドアップ投法だったが、この日からセットポジションに着手。右ひざが地面に着く新フォームにも安定感が出て、初めて右足のスパイクのひもが切れるほど力がこもっていた。

黒木知のブルペン
天気気温球数
18度40球
2晴れ15度70球
3晴れ19度休肩
4曇り後雨7度80球
5曇り8度休日
6晴れ16度73球
7晴れ19度68球
810度休肩
9晴れ20度52球
10曇り17度休日
11曇り14度86球
12晴れ18度101球
13晴れ11度86球
14晴れ13度休日
1511度中止
16曇り14度49球
17晴れ18度中止
18曇り12度休肩
19晴れ15度休日
20晴れ9度82球
21晴れ18度96球
黒木知
「セットポジションを体が覚えてくれていた。これまで、右肩の内側が張ったりしていたが、これはよくない。昨日から右肩の外側が張ってきたので、良い状況ですよ。明日、ブルペンに入ってしっかり投げられるか見てください。」
大谷トレーニングコーチ
「長い間、故障で苦しんだんだから、一気に良くはならないですよ。上昇過程で上向きのときもあれば、下を向くときもあるし、横ばいの時もある。ただ、長い目で見れば、少しづつでも良くなっていることは間違いない。」

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千葉ロッテ5x−4新日本石油(湯之元)

湯之元球場でファームと新日本石油との練習試合が行われた。

123456789R
新日本石油0020010014
千葉ロッテ0000013015x

◇打撃成績

打順守備
1ニ遊西岡300
澤井121
2遊ニ渡辺正321
青野100
3寺本310
丸山100
4今江401
5左右伊与田200
6喜多200
打指富永000
走指早坂000
7一左ユウゴー311
8里崎321
金沢000
9於保100
2785

◇投手成績

酒井41521
田中良21131
山ア貴1310
長崎2821

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渡辺正が二塁アピール弾

セカンドのレギュラーを狙う渡辺正が、2軍の練習試合ながら、3打数2安打と結果を出した。第1打席こそセンターフライに倒れたものの、第2打席でレフトへクリーンヒット。3点ビハインドで迎えた6回裏には、センターオーバーのホームランを放った。この日3三振の後輩・西岡の目の前で強烈な1発をお見舞いした。

渡辺正
「自分の仕事をすれば、結果は付いてくる。短い間だったけど(ローズがいた時も)そう思ってきた。」
山本監督
「その前の紅白戦もよかったからね。今状態がよい。(本塁打は)何本でもいいんだ。」

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澤井、サヨナラ打

ゲーム途中からファーストの守備についた澤井が、4−4と同点に追いつかれて迎えた9回裏の2死一、二塁の場面で、右中間を破るサヨナラヒットを放った。

澤井
「どんな形であれ、結果を出せてよかった。とにかく後がない。頑張るしかないですからね。やるだけですよ。」

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練習試合でドラ1発見

ロッテのドラフト自由獲得枠候補に、新日本石油・手嶌智投手(20)が急浮上した。MAX145キロの本格派右腕は21日、鹿児島・湯之元球場で行われたロッテ2軍との練習試合に先発。ロッテのスカウト陣はくぎ付けとなり、さっそく獲得へ向けて乗り出すことになった。

3イニングを1安打4奪三振の無失点。西岡から2三振、喜多も空振り三振と「ドラ1コンビ」を封じ込めた。社会人では成績が残せず、無名の存在。年明けに横手投げに転向し、2日前に再び上手投げに戻すなど悪戦苦闘していたが、サイドにしたことで、腰の使い方が分かったと開眼。一気に上位候補に浮上した。今年のドラフトでは、自由獲得枠で投手を獲得する方針を決めているロッテ。しかも手嶌は地元・千葉の拓大紅陵出身。同じく千葉出身の八戸大・川島亮投手(21)の獲得方針を打ち出しているだけに、地元色を強めたい球団としては、のどから手が出るほど欲しい選手だ。

手嶌
「今日はいい投球ができました。今年は上を目指してアピールしたい。」

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