わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月26日

白組0−0紅組(鴨池)

6度目の紅白戦が行われた。ミンチー、小野、藤田、小林雅らが登板。順調なところを見せたが、打撃陣はまたも湿りがち。5回終了。

12345R
紅組000000
白組000000

◇打撃成績

打順守備紅組
1波留300
2井上純200
3佐藤220
4福浦110
5初芝210
6立川210
7渡辺正100
8捕指橋本200
9西岡200
10指捕200
1950

打順守備白組
1諸積200
2原井100
3サブロー200
4メイ200
5ショート200
6垣内200
7代田200
8清水将200
9小坂110
1610

◇投手成績

紅組
小野2600
藤田1410
井上貴2701

白組
ミンチー2920
シコースキー1300
小林雅1630
田中充1300

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2回完璧、サンデー晋吾が帰ってきた[スポニチ]

サンデー晋吾が帰ってきた。初回2死、外角ぎりぎりの直球にサブローのバットが空を切った。球速は140キロ足らず。切れと制球力でバットを振らせた。悔しそうなサブロー。小野は少し笑った。

小野
「本格的にピッチングを始めてから4回ぐらいだけど、実戦感覚がつかめた。去年みたいな不安はないので、今年は楽しいですよ。」

2回を投げ、完璧に封じ込んだ。復活の28球。昨年はキャンプ中に座骨神経痛を発症したことで開幕は2軍スタート。右肩痛にも悩まされて5勝(8敗)に終わった。今キャンプでも7日に腰痛を再発させたが、痛み止めの注射を2度打って回復に努めてきた。

山本監督は「ごっつい気合が入ってきた。(開幕ローテーションに)十分に入ってくるよ」と笑顔を見せる。3月28日、開幕のダイエー戦の先発はミンチーに決定済み。首脳陣は開幕3戦目となる同30日に先発させる構想を持っている。当日は日曜日。サンデー晋吾には絶好の舞台だ。「投げる態勢は整った。(開幕3戦目の)可能性はある」(井上投手コーチ)。

今後は3月6日から4試合を行う関西遠征中の先発が予定されており、徐々にペースを上げていく。今年から「気持ちを落ち着かせるように」と赤から紺色のグラブに代えた。3・30、福岡ドームのマウンドでも新しいグラブは映えるはずだ。

◇黒木知、28日に登板

黒木知が28日にフリー打撃に登板することになった。24日に今キャンプ最多となった117球の投球を行ったため、この日は49球で終了。感触を確かめるように、球速を落としてゆっくり投げ込んだ。打者との対戦は昨年の秋季キャンプで行ったシート打撃以来となり「あとは実戦だけ。去年のデータと比べてみたい」と復活へ向けて意欲的だった。

◇サブロー、長嶋監督に緊張

日本代表の長嶋監督が視察に訪れ、サブローの打撃指導を行った。山本監督の指名で紅白戦終了後の居残り特打に急きょ参加。「伝説の人ですから緊張しました。日本代表?興味はありますけど、今の成績じゃ駄目なので結果を出したい」と大感激した。ロッテを最後に12球団の視察を終えた長嶋監督は「若手の期待の素材が各チームに集まっているので、数年でヒーローが生まれる」と話していた。

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ミンチー、小林雅が順調な仕上がり

紅白戦に初登板したミンチーと小林雅が、順調な調整ぶりを披露した。先発ミンチーは内角のシュートで打者のバットを折るなど2回無失点。1回を投げた小林雅は、いきなり3連打を浴びて無死満塁にすると、そこからスイッチオン。鋭いスライダーで連続三振を奪うなど、得点を許さなかった。

ミンチー
「調子はまずまず。変化球をみんな試せたし、いい準備ができた。」
小林雅
「丁寧にいこうとして打たれたが、スライダーで思ったより空振りが奪えた。あそこからスイッチが入った。限りなくゲームに近い投球ができたね。」

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長嶋監督が熱視線

全日本の長嶋監督が視察に訪れた。長嶋監督は、午前中のほとんどをブルペンで、黒木知、加藤、清水直など主力投手に熱い視線を送った。右肩痛から復帰を目指す黒木知には「気持ちよさそうだね」、小林宏には「去年も見たね」と、それぞれに声をかけていた。千葉・佐倉高の後輩、井上貴は「阪神時代の4、5年前に、オープン戦で挨拶した以来です。覚えていてくれて嬉しい」と感激していた。

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長嶋監督がサブローを特訓

長嶋監督が視察し、サブローに打撃を指導した。フリー打撃では腰の切り方をチェックし、思い切り引っ張らせるティー打撃など2時間近くも教えた。

長嶋監督
「主軸はローズが抜けてどうなるか分かりませんが、サブロー君は上半身の使い方が素晴らしい。下半身を工夫すれば、期待できる選手です。」
サブロー
「伝説の人なので、教わったこと自体が感激。五輪?自分はまだまだ。それに見合う成績を出せるよう頑張る。」

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ミスターがロッテ選手次々助言…キャンプ訪問大円団[サンスポ]

キャンプ地を視察している野球日本代表・長嶋茂雄監督が26日、12チーム目のロッテ・鹿児島キャンプを訪れた。同監督の訪問を、てぐすね引いて待っていた山本功児監督は、主力選手を片っ端から紹介して技術指導を仰いだ。

「あのピッチャーは去年14勝の清水(直)です」「あの41番は去年、見ていただいた小林(宏)です」。ブルペンで長嶋さんの案内役を買って出た山本監督は主戦級1人1人を説明。そしてそれらの投手がピッチングを終える度に呼び寄せ、一言ずつ助言を仰いだ。

「おお小林君か、去年頑張ったね。しかし2年続けることが大事だ。今年はもっと頑張らないとね」「清水君おめでとう。14勝、よかったよかった…。今日もいいタマを投げていたねぇ」。誉められた選手達は直立不動で「頑張ります」と少年のように目を輝かせた。

投手だけではない。3、4番を任せるサブロー、福浦を紹介。巨人時代に師弟関係にあった長嶋さんは「功ちゃんのためなら…」と身ぶり手ぶりで熱血指導を約1時間行った。ミスターのオーラをフル活用できた山本監督は「今日はホントにいい練習ができた」と大満足だった。

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福浦が“通算打率”をまた上げて.667[サンスポ]

ロッテの4番・福浦が26日、紅白戦で1打数1安打1四球。これで紅白戦、オープン戦を通じて7試合連続安打となり、打率を.667まで上げた。「4番だからという意識は無い。意識して自分のリズムを壊したくないからね」と新4番は冷静だ。

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黒木知、フリー

黒木知が28日に志願のフリー打撃に登板する。実戦での登板は昨秋11月18日にシート打撃に登板し、39球投げて以来。この日49球をブルペンで投げ込み、井上投手コーチに打撃投手を志願した。登板は約10分間の予定で、40〜50球くらいを投げる見込み。

黒木知
「チェックするのは回復力。秋の(シート打撃登板の)データもあるし、どのくらい違いがあるかを見たい。」
井上投手コーチ
「投げた後の状態がよければ、もう2、3回は打撃投手をやるでしょう。」

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