わたしはかもめ2003年鴎の便り(2月)

便

2月27日

負けても飲む

山本監督が27日、自らに飲酒の勧め?を説いた。昨季までは、負けると1人悔しさを噛み締めることが多かったが、今季は「負け試合の後も飲みに行く。気分転換が大事だよ」とのこと。特に、遠征での敗戦後は「ホテルに篭っていた」というように、十分は切り替えができずにいた。缶詰状態が精神衛生上よいはずもなく、指揮をとる上でも影響しかねない。昨季はロードで31勝39敗、特に福岡ドームの福岡ダイエー戦は3勝10敗。遠征先で悶々とした夜を過ごしていたのは想像に難くない。今回の飲酒宣言は「明るさを失うな」というナインへの士気高揚を促すもの。

山本監督
「特に遠征では、負けるとホテルから一歩も出なかった。食事もルームサービスだけ。でも、今年はどんなことも全て前向きに考えて行動しないといけない。」

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黒木知28日フリー打撃登板ダメなら2軍[スポニチ]

山本功児監督が27日、右肩痛を抱える黒木知宏投手の開幕2軍の可能性を示唆した。同投手は28日にフリー打撃に登板。徐々に調整ペースを上げていくが仮にオープン戦に登板できなかった場合、山本監督は「(公式戦で)ぶっつけ本番はさせられない」と断言。「先発ローテーションの6人に入るためにも段階を踏んだ方がいい」とした。黒木知はキャンプ中の紅白戦登板を全てキャンセル。オープン戦登板も流動的な状況だ。

一方で黒木知の復帰が大幅に遅れることも想定し、代役テストも実施される。1軍では10人の先発候補が凌ぎを削っているが、中継ぎの柱である小林宏を3月2日のヤクルト戦(鴨池)に先発させることを決定した。7年連続Bクラスからの脱出に黒木知の存在は必要不可欠なだけに、今後の復調過程が注目される。

◇ショート絶叫マシンに挑戦

新外国人のショートが、休日を利用して絶叫マシンに挑戦した。宿舎近くのテーマパークに足を運び、ジェットコースターに2度も乗り「去年、ロッテと契約が終わった次の日にロサンゼルスのディズニーランドに行って以来だよ」とご機嫌。3月中旬にはカレン夫人が2人の子供を連れて来日する予定で「東京のディズニーランドに連れて行ってあげたい」とにこやかに話した。

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小林宏が先発ローテ入り…黒木知は調整遅れ[サンスポ]

山本監督が27日、右肩痛で調整遅れの黒木知が復帰するまで、中継ぎの小林宏を先発ローテに入れる構想を固めた。26日にキャンプ視察に訪れた日本代表・長嶋監督から「中継ぎより、アタマ(先発)がいい」とアドバイスされたばかり。2日のヤクルト戦(鹿児島)にテスト登板する小林宏は「先発の時は、まず5回を目標に投げます」と気持ちを切り替えた。

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小林宏、先発挑戦

中継ぎエースの小林宏が2日のヤクルト戦(鴨池)に先発する。出遅れが懸念される黒木知に代わって、開幕ローテーション入りをかけたテストとなる。昨季は58試合に登板し防御率2.53の好成績を残した小林に、白羽の矢を立てた。

山本監督
「あいつは先発でも中継ぎもできるし、やってもらう。」
小林宏
「調整の仕方が違うけど、できないことはないと思う。」

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メイが4番候補に急浮上

ローズの退団でロッテの4番争いに注目が集まっているが、新たにメイの起用案が浮上した。23日のオープン戦では福浦を抜てきし新主砲候補となった。だが、高代ヘッドは「大きいのが期待できる」と語り、早ければ1日のヤクルト戦に出場させる。もっとも、この時期の新外国人獲得が困難になったという側面も見逃せない。首脳陣も頭が痛い。

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ショート気分転換

キャンプ最後の休日、ほとんどのナインは自室で静養した。その中でショートは元気いっぱい。宿舎の目の前にある遊園地でジェットコースターに乗ってリラックス。前日の紅白戦では2打席凡退に終わったが、遊園地で気分転換し、1日からのオープン戦での活躍を期す。

ショート
「ジェットコースターが好きなんだ。子供もいるし、契約した翌日にもロスのディズニーランドで乗った。3月には家族も来るから東京でも行きたい。」

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