わたしはかもめ2003年鴎の便り(3月)

便

3月1日

加藤が115球「自分ではまだまだ」[サンスポ]

1日のオープン戦で先発予定だったロッテ加藤が、ブルペンで115球。2日の試合でも3回を投げる予定だが「自分ではまだまだと思うので、球数を増やした」と切れのいい速球やカーブ、シュートを入念に投げた。今季は乱視矯正のため、ゴーグルを着用する。昨年は11勝(15敗)を挙げたが「捕手のサインがよく見えないことがあった」そうだ。マウンドでの集中力をアップさせ、2年連続の2ケタ勝利を目指している。

◇ロッテの営業担当者はガックリ

鹿児島地方はこの時期、天候が不順だ。前日(2月28日)は春を思わせる陽気だったのに、1日は雨。ロッテは対ヤクルト戦の中止が決まると「これで3年連続して、2連戦の初戦が中止ですよ」と営業担当者はガックリ。しかし、2試合とも中止になったことはなく、2日の天気予報は「晴れ」だ。

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オープン戦から戦闘モード[スポニチ]

ロッテは昨年の開幕11連敗の反省を踏まえ、オープン戦から調整ではなく“戦闘モード”で戦うことになった。6日の中日戦(ナゴヤドーム)から近鉄、オリックスと続くロード4連戦。当初は小坂、福浦、サブロー、清水将を2試合交代で参加させ、残りは浦和で打ち込ませる予定だったが「ベテランを除いて主力のスタメン選手がフルで出てもらう」(高代ヘッド)と方針が変更された。オープン戦序盤から“生きた球”を打たせて実戦感覚を養わせるのが狙い。この日のヤクルト戦が雨天中止となり、約1時間の筋力トレなどをこなした福浦は「シーズンに合わせるんだから打席に多く立つことはいい練習になる」と意欲たっぷりだった。

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加藤、もうサインミスしない

先発左腕として2年連続2ケタ勝利を目指す加藤が、2日のヤクルト戦(鹿児島)で、2番手で登場し、新兵器「乱視用ゴーグル」を披露する。1日のヤクルト戦に加藤は先発予定だったが、雨天のために中止となった。この日はブルペンで115球を投げ込んだ。前半の50球までゴーグルを着用し、実戦前の最終チェックに余念がなかった。

11勝を挙げた昨季は、サイン間違いに悩んだ。8月7日のダイエー戦ではカーブのサインに直球を投げ、辻捕手の左肩に当て、3回途中退場された。今キャンプでも1度、ブルペンで辻をヒヤリとさせたことがあった。裸眼の視力は1.5。目が悪いとは思ってもみなかった。1月中旬の検査で乱視が発覚し、早速デーゲーム用の透明レンズと、照明下でもクリアな視界を保つナイター用のオレンジのレンズの2種類を用意した。

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サード・ショート、もうなくなります

新外国人ショートの呼び名がフルネームになる。千葉マリンでアナウンスを担当している谷保恵美さんが、オープン戦のため鹿児島入りし、「サード・ショートでは紛らわしいので、アナウンス上の登録名はフルネームになりました」と話した。2月23日の広島戦では、「5番・サード・ショート」のアナウンスに、都城球場のファンがおおいに沸いていた。

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ルーキー西岡は1軍帯同

ルーキー・西岡が、オープン戦も1軍に帯同することが決まった。高代ヘッドコーチが「当分は1、2軍の入れ替えはない。今のままでいく」と明かしたもの。結果を出せば、チームの高卒ルーキーでは15年ぶりとなる開幕1軍も夢ではない。西岡も「試合の方が好き」と意気込んでいた。

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