わたしはかもめ2003年鴎の便り(3月)

便

3月2日

千葉ロッテ3x−2ヤクルト(鴨池)

ロッテは4番メイ、5番ショートの新打線で臨むも、快音はなし。8回まで3安打。9回2死から代打・立川の3ランで逆転サヨナラ勝ち。

123456789R
ヤクルト1000000102
千葉ロッテ000000003x3x

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小林宏、ピシャリ

中継ぎエースの小林宏が先発し、3回を3安打1失点。初回に失点したが、2、3回はピシャリと抑えた。今季は先発ローテーション入りの期待もある。昨季はチームトップの58試合登板も、先発は1試合だけ。「慣れれば大丈夫とは思うが、真っさらなマウンドは投げづらい」と、先発に戸惑いも感じていた。

小林宏
「今日は70点。マイナス30点は追いこんだ決め球が甘く入ったこと。その辺修正しないと。打たれたのは全てスライダー。全て打たれたので修正しないと。初回登板としてはまあまあでした。」

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立川、代打逆転サヨナラ3ラン

ロッテは2点をリードされ、敗色濃厚となった9回2死一、二塁、代打・立川が、フルカウントから河端のフォークを左中間スタンドへ代打逆転サヨナラ3ラン。8回までは散発3安打で、スコアボードに0が並んだ。完封負け寸前の沈滞ムードをひっくり返し、チームに今季初勝利を呼び込んだ。

波留、井上純、垣内の補強で熾烈となった外野手争い。ワンチャンスで結果を出し、レギュラー生き残りへ派手にアピール。混迷する4番に名乗りを上げた。昨年は22試合で4番を務めた立川。この日、4番に座ったメイは4打数無安打に終わるなど、紅白戦を合わせ、通算15打数1安打。23日の広島戦では福浦を4番に据えたが「立川も十分に狙える位置にいる」と高代ヘッドコーチ。

立川
「何とかなれと思ってバットを振ったらあっちまで飛んでいっちゃった。」
山本監督
「立川先発?考えなきゃいけない。」

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立川、代打逆転サヨナラ3ラン[スポニチ]

山本監督が両手を叩きながら足早に本塁へ駆け寄った。2点をリードされ、敗色濃厚となった9回2死一、二塁、青野の代打・立川が左中間スタンドに白球を運び、代打逆転サヨナラ3ラン。「2−3になったので何も考えていなかった。狙ってはいなかったけど、フォークを巧く打てたね」。一振りで混迷する4番に名乗りを上げ、ほおを緩ませた。

昨年は22試合で4番を務めた立川。この日、4番に座ったメイは4打数無安打に終わり、紅白戦6試合を合わせ、通算15打数1安打と低迷。23日の広島戦では福浦を4番に据えたが「立川も十分に狙える位置にいる。15日ぐらいまでには固定したい」(高代ヘッドコーチ)と高評価している。

山本監督は「ゼロで終わっていたら去年と同じだった。よく打ってくれた」と立川を称えた。電撃的に引退したローズが抜けて12日目。“新チーム”が新たな道を歩み始めた。

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逆転勝ちも8回までゼロ行進…ローズの穴深刻[サンスポ]

ロッテは、逆転サヨナラ勝ちも8回までゼロ行進。やはり電撃退団した“ローズの穴”は深刻だ。山本監督は3番福浦、4番メイ、5番ショートで臨んだが、メイが9回、ショートが7回のチャンスでともに見逃し三振に倒れた。同監督は「立川(この日サヨナラ3ラン)を含め色々テストしていく」とクリーンアップが決まらない…。

◇先発転向の小林宏が3回3安打1失点

中継ぎから先発にまわる小林宏がオープン戦初先発した。3回を被安打3、奪三振4、失点1とまずまずの投球内容だったが、本人は「60−70点」と手厳しい。「1回のヒット3本は、追い込んでから決めダマを打たれたもので、そのへんを修正していかないとダメ」と説明した。

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