3月14日3月14日オープン戦7試合を4勝2敗1分けで、3位につけている山本監督は、15日のヤクルト戦から開幕に向け打線の最終テストに入る。4番・メイがここ2試合で3ホーマー。3番・福浦も4割の打率を残すなど主軸は固まったが、「初芝が今の状態（不振）ではスタメンは無理」と同監督。近日中に右ひじ痛で2軍で調整している堀を1軍に上げて6番・三塁をテストする。
内野の再構築に取り込む。山本監督が、右ヒジ痛で2軍で調整中の堀を近日中に1軍に呼び寄せる意向を明かした。山本監督は「ヒジは7割方、治っている。堀は頭で使うつもり」と、開幕1軍入りを示唆。ここ5試合中4試合のスタメンは、三塁が本職のショートが二塁、三塁初芝の布陣だが、二塁、三塁共にこなせる堀を合流させることで、競争を激化させるのが狙いだ。
外国人で4人目となる2年連続開幕投手を務めるロッテのミンチーが、中4日でフル回転する。当初は開幕カードのダイエー戦から6連戦が組まれていることで、6人の先発を用意する方針だったが“第6の投手”はいまだ出現せず。山本監督は「昨年から調子がいいんだからいけばいい。最初は中4（日）でいく」と明言し、昨年リーグ最多の230回1/3に登板したミンチーに期待を寄せていた。
15日のヤクルト戦で、ロッテは西武から移籍の垣内を6番でスタメン起用する。メイの活躍で4番は確定し、上位と下位打線も固定したが、決め手を欠くのは5、6番。高代ヘッドは候補に垣内の名を挙げ「パンチ力があるから使ってみようと思う。監督も評価している」とテストする意向だ。