ロッテが8回にサブローのソロで勝ち越した。守っては5投手で4安打1失点。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | x | 2 |
2年連続の開幕投手に指名されているミンチーが、オープン戦初先発で5回を1失点。全76球のうち、新球のナックルボールも9球テストした。「5回、日高に二塁打されたが、あれは自分でも満足のいくボールだった。そのほかもまあまあ思った通りコントロールできた」と手応えをつかんだ様子だった。
今季1番に起用されるサブローのバットから、久し振りに快音が聞かれた。8回2死から嘉勢のチェンジアップを左翼席中段まで運んだ。最近10打席ヒットがなかっただけに「これまで頭では打てない原因が分かっていたけど、体がついていけなかった。このホームランで、きっかけがつかめそう」と笑顔で話した。
ロッテの激励会が、千葉市美浜区の幕張プリンスホテルで開かれ、鶴岡啓一千葉市長、藤波辰爾新日本プロレス社長ら関係者、ファン約800人が出席した。
1回を1安打無失点に抑えた小野が、本拠地開幕投手を務めることが決まった。この日のオリックス戦前に山本監督から告げられた。24日の巨人戦で最終登板して31日の日本ハム戦に備える。オープン戦はこの日の登板を含め、9イニング連続無失点中。山本監督は「粘り強さが違う。ランナーを出しても打ち取ることができる」と絶賛していた。
サブローが決勝の1号ソロを放った。同点の8回2死走者なし、カウント1−0から嘉勢の115キロのチェンジアップをレフトスタンドに運んだ。「体がシャキッとしなかった」と、この日まで打率1割8分8厘と不振だったが、10打席ぶりの安打がチームに4連勝をもらたした。