高木はフォークボールが冴え、5回を7奪三振で1点に抑えた。垣内に初本塁打が出たのも好材料。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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大阪近鉄 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
17年目にして初の開幕ローテーション入りが決定している高木が万全の仕上がりを見せた。5回を3安打1失点。4者連続を含む7奪三振でいてまえ打線を料理した。特にローズ、中村、鷹野のクリーンアップにはボールを左右に散らしてノーヒットピッチング。
開幕第3戦(30日、対ダイエー)の先発が決まっている高木が、近鉄打線を5回3安打、1失点に抑えた。特にローズ、中村、鷹野のクリーンアップにはボールを左右に散らしてノーヒットピッチング。「ストライクを先行させる自分のピッチングができた。公式戦も今日のような内容にしたい」と17年目のベテランは自信をつけてオープン戦を終えた。
D7巡目入団の新人酒井(いすゞ自動車)が、8回にオープン戦初登板。いきなりローズに逆転2ランを浴びた。
先頭の大村には緊張のためか死球。次のローズには甘い2球目を運ばれた。昨年の都市対抗優勝投手も「気持ちいいほどすっきり打たれた。テレビゲームのようには抑えられなかった」と、悔しさを通り越してさばさばしていた。
プロ野球、元毎日オリオンズ投手の小野正一氏が19日午後5時55分、胃がんのため死去した。69歳。自宅は東京都中央区月島4の8の10の711。通夜は22日午後6時から、告別式は23日午前11時から、いずれも中央区勝どき1の13の19、中央区立セレモニーホールで。喪主は長男、正行(まさゆき)氏。
小野氏は福島・磐城高出身で社会人野球を経て昭和31年に毎日(現ロッテ)に入団。昭和35年には33勝で最多勝、最優秀防御率、最優秀勝率の3冠に輝き、リーグ優勝の原動力となった。大洋(現横浜)、中日でも活躍。オールスター戦に6度出場、通算184勝(155敗)をマークした。