わたしはかもめ2003年鴎の便り(3月)

便

3月22日

千葉ロッテ1−4日本ハム(千葉マリン)

ロッテは8回途中までミラバルに3安打1点に抑え込まれた。唯一の得点も内野ゴロの間のもの。抑えの小林雅が制球を乱して不安を残した。

123456789R
日本ハム0100100024
千葉ロッテ0000100001
山本監督
「打てなさ過ぎる。(相手が)ローテーション投手といっても話にならん。」

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打線に課題

課題の打線の調子が上がらず、山本監督は不満顔だ。8回途中まで日本ハムのミラバルに3安打のみ。5回にショートの遊ゴロの間に挙げた1点だけに終わった。この日を含め、最近5試合では平均2.2点。福浦、サブローが故障しているため、ベストメンバーが組めない状況だが、山本監督は「それにしても打てなすぎる。他の人にはチャンスなんだから目の色を変えてやらないと」と不安を募らせた。

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小林雅、225日ぶりの失点も開幕への“良薬”[サンスポ]

『無失点神話』が崩れた。ロッテの守護神・小林雅が、オープン戦3試合目の登板で初失点を喫した。これが実に、昨年8月9日(対日本ハム戦)以来、225日ぶりの失点だった。

9回だった。いきなり田中賢に中前に弾き返された。2死後、上田に四球を与え、一、二塁としたあと、実松には甘く入ったストレートを左越えに2点二塁打された。

小林雅
「オープン戦で1度も走者を出していなかったので、投げ急いだ部分もあった。あまりにも順調にきているので、いい反省材料になりました。」

1イニングで2点を失ったことは、昨年の公式戦では1度もなかった。開幕が目前に迫った中での思いがけない乱調だが、山本監督は不安を微塵も感じさせなかった。「全く心配していない」と言いきった。

昨年33試合連続セーブポイントの日本記録を達成した小林雅。今季はさらに記録を伸ばすことを目標にしている。

小林雅
「悪いところが全部出た。この試合を戒めと思ってまたスタートです。」

『神話』が崩れたことは、逆に本番への“良薬”になったに違いない。

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清水直は6回を2失点

開幕第2戦(対ダイエー)に先発予定の清水直は6回を5安打、2失点だった。「初めはコントロールが思うようにいかなかったけど、3回あたりからよくなりました。まあまあの状態で開幕を迎えられます」。山本監督も「順調」と目を細めていた。

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