3月27日3月27日2年連続開幕投手となるミンチーは「キャンプ、オープン戦と順調に調整できたので、開幕戦が楽しみ。ダイエーはよく打つので、やはりクリーンアップに細心の注意を払わないと」と心境を語ったが、突如、家族からの激励を思い出して「（2人の）息子から、“ボールを低めに集めないとダメだよ”と言われた」と大笑い。
昨年の開幕11連敗の悪夢を振り払おうと、ロッテのフロントは28日のダイエー戦から1勝につき100万円の“ニンジン作戦”を展開させる。
「去年と違い、先発陣に清水（直）、小野がいるので今年は心配しなくてもいい」と山本監督は言い切った。
もちろんフロントも昨年と比べて戦力はアップしていることを認識しているが、川北代表は28日から対戦が一回りする4月13日の西武戦までの14試合を『報奨金付き試合』にすることを決めた。
14試合を4勝8敗と大きく負け越したら、賞金は撤収されるが、それ以上なら1勝につき100万円が活躍した選手に分配される。
14連勝すれば特別ボーナスも考えているようで、ロッテはフロント、現場が一体となって新しいシーズンを迎えようとしている。
ノーモア11連敗！ロッテは最高で約1400万円の“開幕ダッシュ賞”の導入を27日、正式決定した。いきなり大きなハンデを背負った昨年の悪夢を繰り返さないために球団で検討されていた現ナマ作戦。川北智一代表は「11連敗したから今年は開幕ダッシュが大事。選手が“よし”と思ってくれればいい」と大出血する覚悟だ。
適用されるのは28日からのダイエー戦（福岡ドーム）から13日の西武戦（西武ドーム）までの14試合。野球協約では参稼報酬（年俸、出来高など）以外には球団からの報酬は認められないため、親会社の関連企業などからの出資として支払われる。1勝につき100万円が用意され、仮に全勝すれば1400万円の大盤振る舞いとなる。
しかし、ご褒美は簡単に手に入らない。この開幕ダッシュ期間の14試合を負け越した場合は一気にゼロ。例年通りカード勝ち越しの場合の50万円になってしまう。それでも守護神・小林雅は「嫁さんにプレゼントしたいから頑張れる」と大歓迎だ。昨季は開幕のつまずきが尾を引き、7年連続Bクラスに低迷したロッテ。異例の“ニンジン作戦”で奮起したいところだ。
28年間リーグ優勝から遠ざかっているロッテが、いきなり開幕から「ニンジン作戦」を敢行する。開幕前日の27日、川北球団代表は遠征先の福岡で、ライバル5球団との対戦が一巡する4月13日西武戦までの5カード14試合に1試合100万円の報奨金設定を明言した。
ノーモア11連敗！いきなり大きなハンデを背負った昨年の悪夢を繰り返さないために、最高で約1400万円の開幕ダッシュ賞の現ナマ作戦だ。オープン戦はパ・リーグ2位の6勝6敗2分と健闘。しかし、終盤には4連敗を喫した。生々しく蘇える昨年の悪夢に、フロントもじっとしていられない。通常はシーズン終盤の優勝争いに持ち出すニンジンを開幕からぶら下げることにした。
4月13日の西武戦までの14試合で勝ち越せば、勝ち試合1試合につき100万円を、ロッテグループからの報奨金としてナインに分配するという。野球協約では参稼報酬（年俸、出来高など）以外には球団からの報酬は認められないため、親会社の関連企業などからの出資として支払われる。報奨金は例年、1試合約50万円で、今回は2倍と破格の金額だ。仮に全勝すれば1400万円の大盤振る舞いとなる。開幕ダッシュ期間の14試合を負け越した場合は一気にゼロ。例年通りカード勝ち越しの場合の50万円になってしまう。
さらに、山本監督も、ポケットマネーから1試合につき約10万円の監督賞を奮発し、昨年の開幕11連敗の悪夢再現は何としても避ける。いつか勝てるさ、でズルズル連敗を重ねてしまった反省から、120％の闘争心を最初からナインに要求した。
異例の開幕ニンジン作戦は28日、福岡市内の宿舎での出陣前ミーティングでナインに正式に伝えられる。一足早く、報道陣から聞かされた福浦は「マジ？頑張るよ」とニヤリ。小林雅は「貰えるものは、貰いましょう。嫁さんにプレゼントしたいから頑張れる」と、早速鼻息を荒くした。
ロッテは27日、大相撲の横綱朝青龍が4月1日の日本ハム戦で始球式を行うと発表した。朝青龍は28日に実施される西武ドームでの開幕戦でも、始球式を務めることになっている。