4月4日4月4日開幕から5試合、本塁打と犠飛以外、得点がない。山本監督は4日、打線立て直しに、ヤクルトから移籍の代田を「2番・左翼」で起用することを決めていたが、あいにくの雨でテストは順延。先発出場は昨年5月25日以来、2度目となる代田は「もし（5日も）スタメンだったら、何が何でも塁に出ます」と武者震いしていた。
貧打線に悩まされている山本監督が「2番・左翼」に代田を抜擢。5日のオリックス戦（ヤフーBB）での起用を決めた指揮官は「どんどん走りおる。ガッツが違う」と、ヤクルト時代の01年に60盗塁のイースタン記録を作った“足”に期待を寄せた。オリックス戦は雨天中止となり、代田は室内練習場で軽い練習。50メートル5秒49の快足の持ち主は「秘密兵器と言われ続けていたので、脱皮できるように頑張りたい」と気合を入れていた。
ミンチーが2度目の先発となる2日の日本ハム戦を流し、4日にスライドしたが、またまた雨で中止となった。ミンチーは室内練習場のブルペンで軽めのピッチングの後、ダッシュを繰り返して汗を流した。2度続けて雨で先発が流れたことで5日へはスライドせずに、1日置いて6日の先発に回る。
山本監督が、セットアッパー・シコースキーの先発起用を検討している。チームは1勝4敗と負けが込み、いまだ出番がない状態。「あんなにいいのにもったいない」と、いつでもスタンバイOKの中継ぎ右腕を、早くマウンドに上げてやりたいようだ。谷間での起用も十分考えられる。