オリックス先発の吉井が被安打3、三振3、与四球1、球数101、三塁を踏ませない投球で、ヤクルト時代の1997年7月8日以来の復帰後初勝利初完封。ロッテは吉井に散発3安打に抑えられるなど、打線が振るわず4連敗。21イニング連続無得点となった。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテは「松坂世代」の次は帰ってきたメジャーリーガーに完敗。初対決の吉井の前に散発3安打に封じられ、4戦連続完投負けを喫した。これで36イニングでタイムリーなしの打線に、山本監督は「ボール球に手を出して、つり球につられてしまった」とお手上げ。初めて4番に据えた新外国人のフェルナンデスも3打数無安打。得点圏は新主砲の前に進めた1度だけに終わり、4連敗の借金3に指揮官は「つなぎ役に徹してためようという意識がない」と淡々と話した。
ロッテは出場選手登録したばかりの新外国人・フェルナンデスを4番に起用したが、不振の打線は沈黙。吉井の前に3安打の完封負けを喫した。
先のダイエー3連戦では、杉内、新垣、和田に完封、完投、完封されていた。これで、4試合でわずか1得点。山本監督は、「吉井のペースにはまってしまった。ストライクを見逃し、ボールを振って、工夫がない」とお手上げ状態だった。
4番・三塁でデビューしたフェルナンデスが3打数無安打。メイ、ショートとの助っ人野手3人態勢も、打撃不振の特効薬にはならなかった。