わたしはかもめ2003年鴎の便り(4月)

便

4月24日

6連戦にスクランブルローテ[スポニチ]

ロッテは25日から始まる6連戦にスクランブルローテーションで臨む。初戦の西武戦(千葉マリン)には中継ぎの柱・川井が今季初先発。28日からの日本ハム戦(東京ドーム)には中4日でミンチー、2戦目には2軍で調整中のセットアッパー・シコースキーが先発する。野手3人を起用していることでミンチーを出場選手登録から抹消し、シコースキーを起用するプランに、山本監督は「ここで勢いに乗っていけば、あとは開き直ってプレーができる」と自信を口にした。

山本監督
「ここで勢いに乗っていけば、あとは開き直ってプレーができる。」

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ジョニー4月末にも最終テスト

黒木知が、来週にも実戦登板へ向けた最終テストを行う。佐々木2軍監督は24日、「今週末のブルペンでよかったら、来週には1ヶ所打撃を用意する。それでよかったら、イースタンの試合に出るでしょう」と話し、来週にも実戦形式のフリー打撃の機会を作るプランを明かした。この日、ジョニーはノースローだったが、21日にロッテ浦和球場でフリー打撃に登板。打者26人で安打性の当たりを2本に抑える球威を披露した。23日には、中1日で今季最多の154球の投げ込みを行った。「右肩は大丈夫です」と話しており、順調な回復ぶりをアピールしている。

草場ブルペン捕手
「あれだけ投げられたということは、体の状態は普通の投手と同じぐらいになったということです。」

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コミッショナー、パのプレーオフに疑念[スポニチ]

川島広守コミッショナーは24日、東京・内幸町の日本野球機構で行われた実行委員会で、パ・リーグ側から報告された04年からのプレーオフ案に疑念を提示した。同コミッショナーが指摘したのは(1)140試合から135試合への試合数変更(2)1位チームが独走した場合や3位チームが勝率5割を切った場合のプレーオフの必要性−などでセ・リーグの球団代表からもパ・リーグへ質問が出された。

パ・リーグは2月18日の理事会で2位−3位チームの勝者が1位チームと日本シリーズ出場権を争う形式でプレーオフを実施することで合意。同27日の実行委員会でセ・リーグにプレーオフ導入と来年の日本シリーズ開幕日を10月23日としたい希望を伝えていた。しかし、3月13日のセ・リーグのオーナー懇談会ではパのプレーオフ案に懐疑的な意見が相次ぎ、日本シリーズの開幕日をパの希望よりも1週間早い10月16日とすることで一致。この日の川島コミッショナーの指示はセの反発を考慮した上で、両リーグの意見を調整。日本シリーズの権威を維持する姿勢を示したものだ。

川島コミッショナーの“物言い”を受けた小池パ・リーグ会長は「日本シリーズが絡む問題なので、セの意見を聞き議論していく」と話し、村田パ・リーグ事務局長も「140試合に近づけるよう努力する」としている。次回5月19日の実行委員会をめどに示される“修正案”が注目される。

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