斉藤・清水直の両先発が、共に8回を投げ1失点と好投し、投手戦となったこの試合、ロッテが9回、小坂の適時二塁打で2点を勝ち越すが、その裏ダイエーも代打ネルソンの適時打などで追い付き、延長に突入。11回、ダイエーは川崎の自身初のサヨナラ打となる適時二塁打で勝利。ダイエーは今季3度目、2試合連続のサヨナラ勝ちで、対ロッテは6連勝となった。ロッテの借金は再び今季最多タイの3。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | |
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千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 |
福岡ダイエー | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1x | 4x |
ロッテの抑えの切り札・小林雅が崩れた。2点リードの9回、高いバウンドの内野安打2本を含む4安打で同点とされた。「ついてなかった…。でもどんな当たりが出ても、後をきちんと抑えないといけなかった」。昨季33試合連続試合セーブポイントのプロ野球記録を樹立した守護神が、1度の登板で2失点したのは2シーズンぶりだ。
2日連続のサヨナラ負けで3連敗を喫した山本監督は「マサ(小林雅)も神様じゃないんだからこういうこともあるよ」とガックリ。9回に投入した守護神・小林雅が2点を失って同点に追いつかれると、延長11回に小林宏が力尽きた。敗戦の翌日には必ず勝利を挙げていた清水直の不敗神話は崩壊。白星を帳消しにした小林雅は「こういうときもありますよ。ついていなかった」。昨年8月9日の日本ハム戦以来24試合ぶりの救援失敗に視線を落とした。