わたしはかもめ2003年鴎の便り(5月)

便

5月10日

千葉ロッテ1−3西武(千葉マリン)

西武は2回に平尾の3ランで3点を先取。後藤光が6回までを福浦のソロによる1失点で凌ぎ、2勝目。7回からは小刻みな継投で逃げ切った。ロッテは1回無死一、三塁の先制機を逃したのが痛かった。清水直は初黒星で、連勝は5でストップ。

123456789R
西武0300000003
千葉ロッテ0010000001

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悲運の3失点…清水直が自責点0完投も初黒星[サンスポ]

『悲運』としかいいようがない。完投して自責点は「0」。防御率は1.34となって、松坂(西武)を抜いてトップに立ったというのに、清水直の連勝は「5」で止まった。

「自責は0といっても、3失点ですから…」。淡々と話す姿が痛々しかった。

ハプニングが起こったのは2回だった。2死一塁から、細川を一邪飛に仕留めた…はずだった。福浦が捕球したのを見届けると、清水直はベンチに戻りかけた。ところが、秋村球審が、なぜか、ストップをかける。

「いったい何があったのか分からなかった」という。実は、細川のバットが捕手・清水将のミットに当たっていたのだ。「打撃妨害」(捕手の失策)。細川のアピールが認められ、チェンジになるところが、2死一、二塁とピンチが広がった。

その直後に、痛恨の1発だ。平尾に対したフルカウントからの内角ストレート。「四球を出すと次は松井と思った分、甘くなったかも…」と振り返っても、あとの祭り。決勝の3ランは左翼席ではずんでいた。「(打撃妨害は)関係ない」というが…。泣くに泣けない黒星だ。

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清水直、痛い今季初黒星[スポニチ]

清水直が痛い今季初黒星を喫した。2回2死一塁。細川のバットが捕手・清水将のミットに触れたとして打撃妨害で出塁。直後の平尾に決勝3ランを許した。一邪飛でチェンジと思われたプレーだったが「気持ちは切れていなかった。その後は失投です」と清水直は淡々。その後は無失点と踏ん張り自責点は0。無傷の6連勝はならなかったが防御率1.34でリーグトップに浮上した。それでも「勝つためには失点を抑えないといけない」と貪欲だった。

清水直
「ホームランを打たれたんだから、あのボールは甘かったんでしょう。清水将は外の真っ直ぐでしたが、首振って僕がインの真っ直ぐを投げました。痛い1発でした。今日は自責は0だったけど、3点は取られているので、取られないようにしないといけない。」

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