わたしはかもめ2003年鴎の便り(5月)

便

5月12日

千葉ロッテ8−1日本ハム(千葉マリン)

ロッテが10安打で効率よく8点を奪い快勝。1点を追う4回、5長短打で4点を奪い逆転。その後も着実に加点した。小野は低めを丁寧に突き、1失点で今季初完投、4月7日以来の2勝目を挙げた。

123456789R
日本ハム0010000001
千葉ロッテ00042200x8

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熱投150球!小野、2年ぶり完投勝利[サンスポ]

忘れかけていた感激を思い出した。熱投150球。小野が、1人で投げ切った。一昨年4月8日のダイエー戦で完封して以来、2年ぶりの完投勝利だ。

「そんなに(完投で)勝っていなかったんですか…」。快い疲労感と共に感慨に浸った。

8回だった。8−1。7点差もあるのに2死から田中賢に四球を与えると、マウンドに駆け寄った橋本将から「頑張りましょう」とハッパをかけられた。

女房役は、2年間、右肩痛と闘ってきた小野の胸の内を知っていた。4日のダイエー戦では、8回途中まで3−2と好投しながら、限界と交代させられた。8回に入る前には、小野が首脳陣に「最後まで行きます!」と直訴する姿も見ていた。だからこそ、完投させたかったのだ。

シリを叩かれて、最後の打者・金子を遊ゴロに。同時に上がったお立ち台で、小野はなぜか橋本将にウイニングボールを手渡した。「試合前に言われた、奥さんへのプレゼントに」。この日は橋本将夫人の麻子さんの27回目の誕生日。粋な心遣いも届けられた。

◇福浦が爆発!二塁打2本

ロッテの福浦が爆発、チームの連続イニング無得点を18で止めた。4回1死二塁からミラバルのチェンジアップを同点の左越え二塁打。5回にも二塁打し、5点目を叩き出した。17二塁打はリーグトップの数字だ。「1本目は、打った瞬間に手応えがありました。2本目はシュート、あそこまで飛ぶとはね。チャンスでいい仕事ができてよかった」と笑顔がはじけた。

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小野764日ぶり完投[スポニチ]

ロッテの“サンデー晋吾”がマンデーの夜に笑顔を取り戻した。小野が01年4月8日のダイエー戦以来、764日ぶりの完投で今季2勝目。闘争心を前面に出すため、紺色から赤に替えたグラブが勝利を引き寄せた。

「最後までいきたいという気持ちでいました。(橋本)将と色々会話して投げることができた」“おしどり夫婦”も健在だった。この日、マスクをかぶったのは橋本将。00年には2人で9勝を挙げる相性の良さで、この勝利で14個目の白星を重ねた。5回以降は毎回走者を許しながら8安打1失点。右打者の内角を続けざまに要求する強気なリードに、橋本は「序盤に内角にボールがきていたので後半は楽だった」と言った。

実はこの日、誕生日を迎えた橋本の麻子夫人(26)のおめでたも判明。小野がプレゼントしたウイニングボールを“女房役”が大事そうにミットにしまい込み、小野の「マンデー復活物語」は完結した。

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復活目指す黒木知が2軍戦登板[サンスポ]

右肩故障から復活を目指すロッテの黒木知宏投手が、早ければ5月24日か25日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(ロッテ浦和)に登板することが12日、明らかになった。登板すれば一昨年7月27日のオリックスとの1軍戦以来となる。

この日、黒木知と話し合ったロッテの佐々木信行2軍監督は「(ファームは)5月はロードの試合が多く、練習環境を考えればやはりホームゲームで投げさせたい」と説明した。登板は短いイニングになる見込み。黒木知はこの日、ロッテ浦和球場で131球の投球練習をこなした。

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黒木知24日2軍戦登板か[スポニチ]

右肩痛から再起をかける黒木知が24日のイースタン戦に登板する可能性が出てきた。佐々木2軍監督が「5月はロードが多く続くので練習環境を考えれば浦和でやらせたい」と話したもので、24、25日の日本ハム戦(ロッテ浦和)の登板を示唆。12日、黒木知は131球の投球で汗を流し「投内連係などで咄嗟の動きができるようにしてから実戦に入りたい」と話し、01年7月27日のオリックス戦以来の実戦に向け意欲的だった。

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渡辺俊、アピール投

明日13日は「親子ゲーム」の日。1軍の試合の前に2軍の巨人戦が千葉マリンで行われる。山本監督ら1軍首脳陣も観戦するだけに、先発予定の渡辺俊は「1軍にあがるにはアピールするしかないからね」と、1軍昇格アピールを誓った。

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