わたしはかもめ2003年鴎の便り(5月)

便

5月15日

黒木、24日実戦、6月1軍

右肩痛からの復活を期す黒木知が、24日のイースタンリーグ日本ハム戦(ロッテ浦和)に登板することになった。15日、浦和球場で黒木知本人が語ったもの。2001年7月27日のオリックス戦以来の実戦を第1歩に、早ければ6月中の1軍復帰を目指す。

黒木はこの日、ブルペンで87球、さらにランニングなど精力的に動いた。投内連係では併殺を決めると雄叫びを上げるなど、実戦モードさながら。佐々木2軍関東は「投げないとメドは立たないが、オープン戦の期間は1ヶ月くらい」とし、24日以降の約1ヶ月間は2軍戦で投げ、6月中にも1軍登板できるレベルに回復することを期待した。

黒木知は、横浜市内の病院でリハビリのほか、今月から「高圧酸素」カプレルも導入したことを明かした。サッカー界ではベッカムが昨年W杯前に左足甲を骨折した際、使ったもので「都内で4回やってみた」と、試行錯誤は続いている。

佐々木2軍監督
「天候が悪くなければまずは1イニング。先発投手が完全試合でもしない限り(黒木知に)投げさせる。」
黒木知
「“なにくそ”という思いは強い。このままじゃ終わらない。」

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東京ドームでの主催試合、今月中に結論

川北球団代表は来季の東京ドームでの主催試合について「フランチャイズである千葉との関係もあるので、じっくり考えてみる」と話した。4月28日に東京ドームを訪れて球場関係者とも懇談。今季も東京ドームの試合では左翼席がほぼ満席となるなど動員力もあり、大毎時代の1962年からの12年間は東京スタジアムを本拠としていただけに「昔からのファンや新宿の(ロッテ)本社から社員が見に来やすくなる」と川北代表。早ければ今月中に結論を出す方針だ。

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初芝の抹消は頑張りすぎ

初芝が15日、山本監督の逆鱗に触れ、出場選手登録を抹消された。14日、日本ハム戦前の練習中。チームの打撃練習で、初芝がボール拾いを兼ねた守備練習をしていた時だった。原井の痛烈な打球に逆シングルで飛びついたが取れず、グラウンドに寝そべり、悔しがっていた。ところがそこへ渡辺正の打球が飛んできて、初芝の右ひじを直撃。今度は痛みで起き上がれなくなってしまった。一部始終を目撃していた山本監督は「アホ!早く立てばよかったものを」とあきれ果てていた。千葉・習志野市内の病院で検査を受けた結果、骨には異常なく「右ひじ打撲」と診断されたが、「だいぶ腫れがあるし…。(足の遅い初芝を)代走で起用する訳にはいかないから」と、抹消してしまった。

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