わたしはかもめ2003年鴎の便り(5月)

便

5月16日

大阪近鉄0−4千葉ロッテ(大阪ドーム)

清水直が8回を7安打無失点の好投で6勝目を挙げた。打線も清水直を援護。3回にサブローの中前打で先制し、5回には里崎が左越えソロ。6回は1死二、三塁から堀の右前打で2点を加えた。岩隈は7回途中まで10安打され4失点で今季初黒星。

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千葉ロッテ0010120004
大阪近鉄0000000000

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清水直6勝目!投手部門“三冠”[スポニチ]

黒木知がいないロッテにはこの男がいる。ハートは熱いが、クールに投げ続けた132球。清水直が近鉄打線を8回7安打無失点に封じてハーラートップタイの6勝目。防御率1.17、勝率.857で投手部門の“3冠”を手に入れた。

清水直
「完封したかったけど先のこともあるし。目標は200イニングを投げてローテーションを守ることなので、まだまだ(完封の)チャンスはありますよ。」

15日夜はマッサージを受けながら、今季初めてコンビを組む里崎と約1時間にわたって配球パターンを確認した。試合中は何度もサインに首を振ったが「サインが悪い訳じゃなくてサト(里崎)に分かってもらいたかったから」。捕手を育てる。それは自らの進化と勝利には必要だ。8回を7安打無失点。4回の2死一、二塁のピンチでは星野に対して、この日最速148キロの直球で見逃し三振。5回の2死一、三塁の場面ではシュートで巧くタイミングを外してローズを右飛に仕留めた。

8回終了後、山本監督は清水直に交代を指示し、こう言った。「後ろにいいピッチャーがいるんだし。1年間、ローテーションにいてもらわないといけないから」。背番号18をエースとして認識した証明だった。

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清水直が岩隈に投げ勝ち最多勝トップタイ[サンスポ]

清水直が8回無失点で6勝目。近鉄・岩隈に投げ勝ち、最多勝争いで肩を並べた。圧巻はローズ、中村との対戦。2人から計4三振を奪って無安打に抑えた。「1年間ローテーションを守って、200イニングを投げるのが目標だからね」。防御率争いでも、西武・松坂を抜いてトップに立った。

「いいところに落ちてくれた。復帰した試合で仕事ができてよかった。」(右太もも痛から復帰し、6回に右前へ2点打)

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岩隈止めた!清水直6勝

岩隈への意地があった。4月ともに5勝負けなし。しかし、長男・龍之介くんの3歳の誕生日の6日、清水に朗報は届かなかった。通算防御率では岩隈をしのいでいたにもかかわらず、完投数で自分を上回ったライバルが4月の月間MVPに選ばれた。ロッテには鉄壁中継ぎ陣と絶対的守護神・小林雅がいる。チーム事情から完投する機会が少ないのが現実だ。今季初の投げ合い。くしくも試合前、自分の目の前で、ライバルの表彰式が行われた。8回で132球。完封も狙いたかったが、山本監督に説得され納得して、9回はマウンドを譲った。しかし自らの力で、ハーラートップをいく岩隈の連勝を6で止め、自身もその勝ち星に並んだ。そして防御率も西武・松坂を抜きトップに躍り出た。

清水直
「完封したかった気持ちもあるが、1年間ローテで投げることが大切。目標にしている200イニングは投げたいので。防御率?すごい投手がいるからまた、すぐに抜かれますよ。」

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福浦、20本目の二塁打

福浦が20本目の二塁打を放った。両リーグを通じてダントツのトップ。このペースで打つと60本は優に越える。日本記録は谷(オリックス)の52本だが、今のペースが落ちても、50本に届く可能性が高い。

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