わたしはかもめ2003年鴎の便り(6月)

便

6月3日

西武3−0千葉ロッテ(西武ドーム)

西武は0−0の8回無死一、二塁で、カブレラがシコースキーから左中間に3ランを放ち勝負を決めた。松坂は被安打3、奪三振11、無失点の好投で7勝目。防御率も1.62とした。ミンチ−も7回まで無得点に抑える好投を見せたが、唯一の得点機だった6回1死満塁をまずい走塁で逃した。

123456789R
千葉ロッテ0000000000
西武00000003x3
シコースキー
「低めの良いところに決まったスライダー。自分のミスとは思わない。カブレラがグッドヒッターだった。悪いところはどこもなかったよ。」

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チャンス見逃し

5月11月の1安打完封負けに続き、松坂に8回3安打無得点に抑えこまれた。好機はあった。6回1死満塁でフェルナンデスの当たりはセンター手前へのライナー。しかし、和田に好捕され、ハーフウエーの三塁走者・清水将はタッチアップできなかった。

清水将
「一旦ベースについたが、コーチの指示でベースを離れた。自分でも一瞬どうしようか迷った。ワンバウンドでホームでアウトになるのが嫌だった。」
高代コーチ
「判断が難しかった。清水将の足を考えるとホースプレーもあったからね。」
山本監督
「落ちたら本塁憤死もあった。結果的にセンターが倒れたけど難しい。どちらとも言えない。」

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ロッテが6回のチャンス生かせず完封負け[サンスポ]

ロッテは西武・松坂を攻略できるチャンスが、6回にあった。1死満塁からフェルナンデスの当たりは中前への小飛球。これを頭から突っ込んだ和田に好捕されたが、三走・清水将がタッチアップすればセーフのタイミング。しかし「ベースタッチさせたらクロスプレーになると判断してハーフウエーを指示した」と高代三塁コーチは止めた。この後のショートは三振に終わり万事休す。

シコースキー
「外角低めスライダー。決して失投ではない。カブレラはグッドヒッターだ。」(8回カブレラに決勝3ラン)
ミンチー
「毎回ピンチの連続だったけど、6、7回はチェンジアップを有効に使って抑えることができた。あと1イニング?ムリだよ。」

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痛恨の判断ミス[スポニチ]

ロッテは瞬時の判断が明暗を分けた。0−0の6回1死満塁でフェルナンデスの中堅への浅い飛球を和田が地面すれすれで好捕。体勢を崩した間に三塁走者の清水将はタッチアップを狙えたが、塁を飛び出していたため先制機を逃した。清水将は「コーチがハーフウエーと言ったから…」と渋い表情。三塁コーチャーの高代ヘッドコーチは「判断が難しい。清水将の足を考えると(本塁で)クロスプレーの可能性もあった」と歯切れが悪かった。

◇黒木知、145キロをマーク

2軍で調整中の黒木知がイースタン・巨人戦に登板し、3回を2安打1失点(自責点0)。右肩痛の故障後、最長イニングで44球を投げ「肩の機能はよくなっているけど、自分が思っている以上に腕が遠回りしていた」と話した。それでも145キロをマークし、堀田のバットをへし折る場面も。7月上旬の1軍復帰に向け「感覚に確信を持てなきゃ(復帰しても)迷惑を掛ける」と慎重だが、佐々木2軍監督は「2日空けて何ともなければ」と10日のイースタン・湘南戦(千葉マリン)に先発させる可能性を示した。

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黒木知が2軍戦で3回2安打3奪三振[サンスポ]

右肩痛で戦列を離れている黒木知に明るい兆し。3日、イースタン巨人戦に6回から登板して3回2安打1失点、速球もMAX145キロを記録し、3三振を奪った。「変化球はイマイチだけど、真っすぐは思った以上に良かった」とジョニー。次回は10日、千葉マリンで行われる湘南戦に先発する予定。

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黒木、3回自責0

黒木知がイースタン巨人戦(ロッテ浦和)で3度目の実戦登板をした。6回から、復帰後最長の3イニングを投げ、2安打と失策絡みで1点を失ったものの、3三振を奪い自責点はゼロ。速球中心の44球の中で、最速は145キロ。前回登板よりさらに1キロ速くなった。

黒木知
「いい感じで投げられた。次は先発から行きたい。4、5回は投げたい。」

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