6月5日6月5日ロッテが先発陣の強化に向けて居残り調整を廃止し、投手陣を首脳陣の“監視下”で練習させることを決めた。昨年3.72だったチーム防御率は今季ここまでリーグ5位の4.38。原因は先発陣の崩壊で、開幕からローテーションを守り続けているのはミンチー、清水直の2人だけ。4日の西武戦（西武ドーム）では小野が右内転筋を痛め、前半戦の復帰が絶望的となった。
それゆえ、これまでは遠征に帯同しない先発投手は自主的な調整が容認されてきたが、今後は「基本的に全員が帯同してもらい、目の届くところで調整してもらう」（井上投手コーチ）ことが決定。先発陣もチームトップの6勝を挙げている清水直が「ずっと見てもらえるのでやりやすい」と歓迎している。ロッテが先発陣を立て直してAクラス入りを狙う。
4日の西武戦で右足内転筋を痛めた小野の代役として、高木が1軍合流した。高木は神戸入りしたチームに帯同し「登板予定はまだ聞いていないが、調子は維持してきた」と臨戦態勢。小野はこの日病院には行かなかったが、肉離れの疑いで前半戦の登板は難しそうだ。
佐藤の美幸夫人（34）が5日に千葉市内の病院で第三子（二男、3084グラム）を出産した。